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ゆうごうの「目指せこころあつまるお寺!」

千葉県佐倉市直弥にある「皓月山 宝金剛寺」住職 京極勇剛の部屋

Category: お寺に伝わる宝物

 失われた山門の記憶

本堂内で地味―に実施中の寺宝の常設展示。夏に向けて、少しだけリニューアルいたしました♪展示は大きく3章に分かれているのですが、そのうちの第3章目。「失われた山門の記憶」と表しております(#^^#)以前までの第3章は→コチラ♪第3章 失われた山門の記憶 展示一覧・宝金剛寺敷地 位置図・鐘勧進記・鐘楼堂勧化版木×2・寺有財産簿当寺山門については以前ブログでも取り上げましたが(*)、現存史料からの視点で考えています...

 在りし日の山門(楼門)について考える 最終回

全3回の最終稿です♪第1回は→コチラ第2回は→コチラ宝金剛寺の鐘楼門には仁王様がいないという伝承は・・・。天明3年の飢饉よりも以前に発願され、当時を記す版木にも飢饉との関連は見られないこちらの山門。さらに仁王様が存在しないとはこれいかに?この件では私なりの仮説があります!それは、「もともと仁王様を飾るタイプの山門では無かった説」です!!確かにお寺の門にはその両脇に仁王像が配されている印象が強いかもしれ...

 在りし日の山門(楼門)について考える 2/3

さぁ♪宝金剛寺にかつて存在した山門を想像する第2回目です。前回分(コチラ→*)をご覧いただくと、その全体像が「それほど大型でない二層式の鐘楼門」ということがわかると思います。そしてその姿を想像する前に。その門はいつの頃のモノなのか?という部分です。これについてはとても重要な版木が残っています。「鐘楼堂勧化」と銘する2枚一組の版木です。2枚目に天明元年(1781)と刻まれ、文中は寺の開基縁起から始まり...

 在りし日の山門(楼門)について考える 1/3

宝金剛寺には、かつて山門があったそうです。「そうです」という表現からわかるように、私は知りません。地元の方の話によると「だいぶ痛んでいて、危ないために戦後に解体した」とのこと。今回は、この宝金剛寺山門を想像してみます!山門(さんもん)とは・・・三門(さんもん) – 仏教寺院の正門。寺院は本来山に建てられ山号を付けて呼んだ名残りで、平地にあっても山門という(Wikipedia)ひとことで山門と言ってもその形は唐...

 もとのカタチはなんだろう

外は大風が吹いています。そんな中ですが、お寺では今日もちょっとしたことが進んでいました。それは、当寺大檀主 北条氏勝公 のお位牌を修復しようという計画です。実は氏勝公の位牌は、いわゆるレプリカのような姿でいつも本堂内陣に祀られています。このレプリカ位牌は平成20年落慶の本堂建設事業に関わり、造られたもの。そして、当初の位牌は不完全な状態で収蔵庫に眠っていました。ただ、ここ数年の調査で当初とされる位牌...