成田の不動

成田山霊光館へ展示を見に行ってきました♪





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元禄14年を嚆矢として、計42回を数えるご開帳の歴史を資料から見ていくものでした。




京都嵯峨 清凉寺の「釈迦如来」・信州信濃 善光寺の「阿弥陀三尊」。



そして当地成田の「不動明王」ともてはやされ、話題を集めた成田山のご開帳。



何ともはや、すごいパワーです。








境内では開基1030年記念と称して様々な行事が催されていました。





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大本堂前には特大の回向柱







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平和大塔の手前には薬師如来を祀る新造の瑠璃殿





大本堂の護摩には平日だというのに満員の参詣者。







展示のタイトル通り、





参詣群聚するは成田の不動といったところですね♪


『物井の歴史展』

四街道市もねの里 千代田公民館の東側に、



静かに建つ立派なお堂。





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御山不動堂(四街道市指定文化財)はかつて金剛寺境内の不動堂でした




正式名称を「菩提山弘覚院金剛寺」といい、江戸時代中頃の佐倉城周辺の





様子が書かれた古今佐倉真佐子という記録にも






「ゆとの(湯殿)山をうつしたる山也」として書かれ、続けて






「女人きんぜい(禁制)也」との記載から、出羽三山を広める拠点として






存在していた様子が窺えます。





しかし、檀家を持たない祈祷寺であった金剛寺は明治期の神仏分離に伴う




廃仏毀釈という荒波に呑み込まれ、今はこの堂宇を残し廃寺となっています。





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光明真言読誦塔は天和2年(1682)の建立で同じく市指定





こちらのお堂は私のバイブルと言っていい濱名徳順著:「北総の名刹巡礼(上)」に掲載があり、





なんとなく関心はあったものの、実際に観る機会を持っていなかったのです。










で、







このたび四街道市主催の展示でこの「金剛寺」が取り上げられると知り、






早速行ってきた、というわけです(^▽^)









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会場は四街道市の古刹円福寺様。






内容は縄文時代の土偶から、江戸時代初期あたりまでの通史展示。





個人的にはやはり金剛寺関係が目的でしたが、特に充実していたのは中世の臼井氏に関するコーナー!





上杉謙信による臼井城攻め周辺の説明など、とても興味深く拝見いたしました♪♪





こちらは同じ真言宗豊山派でもあり、真新しい本堂の良い雰囲気と併せ、




予想以上のボリュームある展示内容にも満足!






期日は本日から26日(月)まで。





土器ファンも、戦国ファンも、郷土史研究者も!




皆さん是非観に行っていただければと思います(#^^#)




八街の歴史

気温の変化が激しいですね(^▽^;)


皆さんは体調など崩されていないでしょうか。



私はノドのイガイガが気になる今日この頃です。






さて。



おとなり町にある八街市郷土資料館へ行ってきました。




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平成29年度企画展
『鍋島開墾
 -小間子牧を拓いた人々-
2018/2/1-3/11





八街市南部「小間子牧(おまごまき)」は、北部「柳沢牧(やなぎさわまき)」と共に、


明治新政府の下総牧開墾事業として取り扱われました。


しかし開墾政策は様々な困難に直面する中で政府は撤退。


その後、佐賀藩の鍋島家が主導していきます。








八街といえば何をイメージされますでしょうか?




落花生? 砂埃(ヤチボコリ)?




私は「開墾」というフレーズが連想されます。










お檀家さんにも八街の方は随分いらっしゃいますが、




特にご先祖を大事に敬われる雰囲気があり。




それはやはり「先祖がクワ一本で土地を切り拓いた」という事実からだと思います。





そういった意味でも今回の展示はとても興味深かったですね♪






同資料館は八街市中央公民館と同じ敷地に在りあますが、




こじんまりとした佇まいですので地元の人でも認知度はイマイチかもしれません。




でも、毎年開催の企画展は地味ながらとても丁寧なもので。




地域史の掘り起こしってこういった地味な活動の積み重ねだよなと




訪れる度に感じる次第です!







*八街市の開墾に関する資料として、八街郷土史研究会会誌「八街郷土」臨時号

 「大学教授たちの八街研究論攷」をご恵贈いただいたことを記載し、

 同会に御礼申し上げます。



高円宮家所蔵「根付展」

昨日から、随分と雪が降りましたが(;´∀`)


おかげさまで周辺では積雪による被害はなく。



境内をいちおうぐるっと見回すと、庫裏&客殿入口付近をとりあえず雪かきしました!



「この雰囲気だと、今日はおそらく静かな一日かな~♪♪」




ちょこちょこ日常的なお掃除を済ませた後は、




お勉強でもしてみようかと分厚い本を何冊か広げる私。





すると・・・・・。





すぐに睡魔が襲ってくるではありませんか(^▽^;)






これではイカンと午前中は他の仕事(法事用香炉の灰ならし)に変更し、





日ざしで雪の解けた午後に地元美術館へε=ε=ε=(o゚ー゚)oブーン!!






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高円宮家所蔵
「根付展 -てのひらの小宇宙-」





巾着や印籠などの提物を帯にはさみ、腰から提げる際に紐の端に取り付けた留め具である「根付」。

江戸時代を通じて、根付は提物の構成物の一つとして隆盛を極めました。

その後、実用性としての根付は明治の文明開化による装いの変化と共に急速に忘れ去られますが、

優れた芸術性と遊び心溢れる工芸品として海外でその良さが見いだされると、国内でも再評価されていったのだそうです。






会場には200点を超えるコレクションが展示され、その緻密さやかわいらしさに目を凝らして見入りました♪







やっぱり縁起の良いものが好まれるだろうし、


カエルをモチーフにしたものが多いのもそのせいだろうか♪


でも、かと思えば結構グロテスクなものもあるし・・・。


とにかくすごい緻密な仕事だな~(;´∀`)










個人的にはもう少し「根付の歴史」や時代別の編成といった部分も知りたかったけれど、



今回はあくまでコレクション展ですし。



まして美術館であり博物館ではないですからヨシでしょう。






寺に戻ると午前中真っ白かった境内はもうその姿を日常に戻し。



息子たちが雪で遊び足りなそうな面持ちで下校してくるのでありました(*^▽^*)






初詣巡礼

天台宗宝聚寺(濱名徳順師)企画の初詣巡礼バス研修に参加してきました!




初詣 弘明寺観音・称名寺「運慶展」と三崎漁港でのマグロ三昧




坂東観音霊場14番札所弘明寺



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平成14年改修の仁王門におさまる仁王像は鎌倉期で市指定

















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境内の「七つ石」は北斗信仰のなごり?!







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この後、本堂に入ります!







本堂内では鉈彫りと称される一木造りの観音像(重文)を参詣です♪



ノミ目を意図的に残すいわゆる「鉈彫り造り」とは、観音の霊験を表す(*諸説あり)特殊な造像方法で、




そのほとんどが平安期のしかも東国に限られた作風といった貴重なお姿。





他には日向薬師宝城坊(伊勢原市)の薬師三尊像などが有名です!















三崎港での昼食に続いては、称名寺へ移動~♪♪










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ド迫力の山門!















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いつ訪れても優雅な境内(浄土式庭園)




この後、特別に本堂内にて秘仏ご本尊の弥勒菩薩立像(弘安元年〈1278〉)にご対面ですヽ(^。^)ノ




金沢北条氏の祖、金沢実時の発願で造像され、同氏の三回忌に開眼されたご本尊はもちろん。





弥勒菩薩の兜率天浄土が描かれた壁画や正面の大檀まで鎌倉期に遡るたいへん貴重な品!




なんとも得難い経験をさせていただきました(^^♪







そしてそのまま県立金沢文庫へ。


特別展
「運慶 -鎌倉幕府と霊験伝説-」



金沢文庫 運慶




金沢文庫での運慶展は前回(2011/02/18)にも伺いましたが。



運慶や慶派の活動を関東から見ていくと、個人的にもグッと関心が増しますね♪♪






楽しい時間はあっという間で気が付けば日も暮れて~。




充実一杯の巡礼ツアーでした(^^♪












それにしても本日はこれ以上ないくらい陽気に恵まれました。







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帰りのバスから見える富士山にうっとり♪









プロフィール

naoyanootera

Author:naoyanootera
千葉県佐倉市直弥にある「宝金剛寺」というお寺の住職です。
お寺の日常や坊さんとして思った事、他趣味やらをつらつらと。。

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