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あわしまさまを考える ~弘法山 宝寿院~

午前中、デスクワークを黙々と・・・・。


う・う・う。






あー疲れた!午後はヤメ(;´∀`)




ということで、原付にまたがりお隣地区にある兼務寺院へ向かいました。



向かったのは佐倉市天辺に所在する弘法山 宝寿院





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写真は同寺境内にある大師堂






コチラに残る「淡島信仰」について気になっていたのですよね~。







淡島信仰とは・・・

淡島(粟島)様という神は婦人病に効験があるとされ、加太神社(和歌山市)の淡島明神を総本社とする。
江戸中期以降に淡島願人と称する人たちが、各地をまわりこの信仰を広めた。
淡島様には婦人病や花柳病の者が腰巻や布きれを奉納して平癒を祈願するが、安産や縁結びの神として信仰したり、
人形や凹形の石を奉納する所もある。






宝寿院には粟島(淡島)堂があり、


今でも女性に霊験あらたかとして地元に伝わります。




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粟島堂





関東では浅草の淡島大明神が有名で、落語「夢の酒」では、夫の徳三郎の夢に嫉妬する女房“お花”が、


無茶な懇願に困った大旦那に対し、「淡島様に願掛ければ、叶う」と言って説得をするシーンがあります。






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浅草寺境内にある淡島堂






今回の私のテーマは、

「この場所(天辺区)の淡島信仰について考える」





ということで、まずは地元役員さんに事情を説明。


役員さんは「またこの坊さん、変なコトやりだしたな」との思いをぐっと胸にしまい、


寛大なる心で私にお堂のカギを渡してくださいましたヽ(^。^)ノ









まず心を落ち着かせて手を合わせます。






続いて細い光の差し込む堂内へ上がりこむと、そこには誇りにうずもれながらも



とても興味深い史料となるものが随分残っていました♪



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6枚の棟札



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普段は宮殿内にある御神体





これらに書かれた年号や記述を照らし合わせれば、



勧請の年代や今までの信仰がずいぶん見えてきそうです!!







むむぅ、オモシロイ(*´▽`*)




予想以上に収穫もあり、まだ集めたい資料もありますので。


この件に関してはもう少し時間をかけて調べてみたいと思います!



ま、地元の方に「そんなことして何になるの?」と言い切られてしまうとうまく説明する自信はないのですが。。。





伝えに親しむ♪

今年は戦後70年という節目。

地元公民館では大がかりな特別展示がありました。




佐倉市立和田公民館主催 終戦70年平和祈念特別展
「忘れ得ぬ記憶」 ~戦争と和田村~(’15/7/8~9/27)の詳細
は→コチラ





そしてここの展示は表題に「忘れ得ぬ記憶」とありまして、

これは地元住民の手により平成2年にまとめられた同名の資料を基にしたことによります。




と、前置きまして。




そんな中、ちょっとしたご縁で佐倉市の歴史資料をまとめている研究者に連なって、

地元和田地区の戦争についての聞き取り調査に同行してまいりました。






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一応、予習♪







向かった先は当寺のお隣に住むお方。

こちらのKさん(仮名)は寺の総代でもあり、堂宇建設時の委員長でもあり。

なにより「忘れ得ぬ記憶」編集時の代表者。

そして聡明でいて謙虚で、齢90を過ぎてもかくしゃくとされているという。






つまり私の自慢のお隣さんなのであります(*^^*)



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Kさんの克明な記憶にただ感心




当寺でも先の展示で戦争関連資料を改めて見直したわけですが、



やっぱり生の声を聴くことは重みが違いますね。







私などは同然戦争を経験しているわけも無く。


つい書物の中で知ったつもりになってしまいます。


しかし、こんなに素敵なお隣さんに恵まれているわけで。







正しい知識をつなげていきたいなと感じた次第です。






ちゃっぱ 改メ 茶挽きばあさん

聴いてきたぜ~ あっはっは

以前(2012/1/6)このブログで書いた“地元に伝わるお話し”。

今日も挫けずにお話しをうかがってまいりました♪(o^∇^o)ノ




大まかには。

・おじいさんの地元にその昔、お茶屋のおばあさんがいた。
・その店は街道沿いにあった
・名残の茶の木が現存する   って話しです♪

(*前回のあらすじはコチラをクリック → ココ




今までは正直、話しについていけない感じばかりでしたので今回こそはと!!

事前にいくつかの資料を読みこんで、

歴史的な背景を市の市史編さんを担当している方にもうかがってって感じで予習もしたし。




何より今回は、お話しをしてくれるおじいちゃんと御親戚でもあり、

オイラごとき若坊主の行動に常に賛同してくださっているという

有り難~ぁいお壇家さんが帯同してくださる運びにもなりまして。


「さぁ楽しもう♪」と気合も新たに!


通算4度目の傾聴会でございます(*^_^*)








おじいちゃんのお宅へ着くと、御親戚と一緒にまずは世間話。。。。

御親戚のナイスパスでさりげなく本題に入ってゆきます。



フムフム・・・・・

フムフム・・・・・



(こりゃあ、イイ♪)


基本的にその御親戚の方(60代)が地元空気満載で話しをふってくれるのでおじいちゃんも話しやすそう。

さらに。

お二人中心で会話が進んでいくので、オイラはメモを取りやすい♪


そしてなにより。

オイラがワカラナイ単語(小字・屋号・他ローカル固有名詞)は御親戚の方が通訳のような形で

オイラに話し直してくれます。


それでもやはり話はアチコチ。。(;´▽`A``

でもまぁそれは御愛嬌♪







で、要約するとこんな感じです♪









『ちゃびきばあさん』


その昔、この地区(佐倉市八木)にひとりのばあさんがいてね。

ばあさんは茶屋を開き、道行く人にだしたそうな。

店の辺りは湧水豊かなところだから、歩き疲れた人はよっぽど美味しかったろうね。

この地区には街道(旧成田街道)があったから、成田山詣での人馬がたくさん往来したんだと。

通り近くの名主の家には行きずりの夜盗から身を守るための覗き穴が戸についていたほどだよ。

まぁそのくらいだから、きっとお茶屋もにぎわったのだろう。

少し前まではそのお店の場所に立派な松の木が立っていたんだけど今は無いなぁ。

お茶の木もあったと思うんだけど、しばらく見てないからもう無いかなぁ。

これはちゃびきばあさんと呼ばれるお話し。

向こうっかたの山(当区南東側)は今は荒れちゃったけど、昔は子供らが野鳥をつかんで遊んだもんさ。

その場所は「ちゃびき」といっていた。

ちゃびきばあさんと関係あるのかなぁ。


*口語体はあくまで構成に寄るモノです) 













うぅん、まずはこんなもんかな♪

まぁ、もうちょっと精査したい部分もあるけどとりあえずはね♪

おじいちゃんの話しには。

付随するようなしないような、全くカンケーないような話もたくさんくっついてきております(笑)

この場合はそれを徹底的に削ってみました。


でも、おかげで他の興味深い話し(の断片)もチラホラ。

・八木区東福院の堂守(しょうゆじいさん)の話し。
・東福院の薬師様に日参したおばあさんの話し。
・薬師堂の地面から貝殻がたくさん出た話し。
・おびしゃをする駒形神社の話し。
・荷車を押す人(たちんぼ)の話し。

などなど。


おじいちゃん宅をおいとまをした後は、

御親戚の御案内でお話しに出てきたいくつかの場所を散策してみましたよ♪


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写真は同地区“駒形神社”へ通じる道。これはさすがに地元の人しか知らない道だなぁ。。
あれ?!今“平成”だよね??とか思っちゃう道






まだまだ知りたいところですが、なにせ本んっっっ当に効率の悪い調査ですので、

気負わずに行かなければと思いますネ (o ̄∀ ̄)ノ”ぁぃ













<協力>
・佐倉市市史編さん室 様
・お檀家E・H 様
・お檀家E・T 様

<参考資料>
・石田肇著『北総農村民俗誌』創栄出版
・『ふるさと歴史読本 近代の佐倉』佐倉市市史編さん室
・『和田の伝承』佐倉市立和田公民館
・『和田村史』和田郷土史編さん委員会
・『多輪免喜(第四号)和田の地名』佐倉地名研究会

ありがとーございました (^人^)感謝♪





ここにもあるある

さぁがんばろ~ あっはっは

毎年13日、お寺の御縁日は新念仏講『心和会』

というわけで今日は今年最初の心和会です。

地元の人を中心に、焦らずのんびりいきましょう♪♪


といっても。。。



本日の参加者は2人(会長と発起人)。



もぅ少し参加者を増やしていきたいのが正直なところだね (・・。)ゞ テヘ







まぁさて置き☆





会長さんの住んでいる市内下勝田という地区は

下勝田の獅子舞(市指定文化財)や勝間田の池(市指定文化財)といった

貴重な伝承や史跡の宝庫。

また、宝金剛寺兼務寺院である同地区西光寺薬師堂本尊の薬師三尊像は。

江戸中期の修復銘が書かれ、その造立は鎌倉前期頃までさかのぼる古仏であり、

今後の調査によっては文化財指定を受けるに充分足りるものです。





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西光寺薬師三尊像(お堂老朽化の為、現在は宝金剛寺にて管理中)











そのお寺(西光寺)に以前住んでいた人がいらっしゃるのだとか。。

住んでいると言ってもお坊さんではないらしい。。。

寺守りなのか何なのか。とある人の話では「がっこうのおっちゃん」と呼ばれていたらしい (σo ̄)ホォホォ


これまた気になる地元の昔話♪♪


ついでにそのお寺には

・戦争中には兵隊さんたちが住んでいた

・その昔、盲人が薬師様に祈ったら目が見えるようになった

・山門があった



といった、未確定ながら興味深いお話がチラホラです。



オイラが「もっと知りたい!」と目をキラキラさせると、

「詳しい人にもっと聞いてみてあげるよ」と心強いお返事♪






やっぱ興味のアンテナ張ってると良い流れが来るのね♪



そんな事を感じた一日なのでした (o`Θ´)ノ オイッス!!




さぁ、もっと掘り起こすゾ~!!




でも。

その前に基礎を固めようと図書館で借りた本を手に。


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お勉強しちゃうもんね~♪♪





質問は知ってから

まとめてやる~ あっはっは




それは昨年の事。

とあるご年配のお檀家さんといつも通りのお話しの中、興味深い話題の入り口を見つけた!!

その話しとは『茶っぱばぁさん』の話。






基本的にお話し好きなそのお檀家さん。

好きだからこそなのかとぉっっっても話が長く、いつも終わりが見つけ出せない。

そして。

年配特有というかなんというか、話題もあちこちに広がりながら散点してゆく。

違う用事だったのに本題に入る事なく1時間が経過してタイムアップとなったり、

正座が唯一の特技だったはずのオイラの足が完全にシビれたり、

「このはなし今日だけで5回目かも。。」とトークのエンドレスループに陥る事もしばしば。




そんな時オイラは「こんどまたお伺いします」とそそくさ帰り支度をし、

これからもご教授ください」と頭を深々と下げるのだ。m(*- -*)m





でもその時はどうやらいつもと内容が違うような雰囲気。

どぉやらオイラの「これからもご教授ください」というくだりを真摯に受け取って下さっていて、

“私しか知らなそうな地元の昔話”をご教授してくださろうというものでした。




はなしによると、この方の住んでいる地区にその昔お茶屋さんがあったのだとか。






コレはおもしろそうだとオイラも耳を傾けるのですが、何せそこは古老の思い出し話。

なんというか、全く編集されていないので、あっちこっちでつかみどころがワカラナイ?(゚_。)?(。_゚)?

年代がどのあたりなのか、登場人物は複数なのか、おばあさんとは祖母を指すのか老女を指すのか。

オマケに地域ローカルな固有名詞のオンパレード!!

「〇〇の右っッかわ(〇〇は地域の小字)」・「△■ドンの畑のあたり(△■はその家の屋号)」


しかもお話し中に

「今の〇〇って××の事ですか?」とオイラが質問しても、

記憶をたどっているためかそのような質問はうまくかみ合わず・・・。

そしてそこにまた違う話が混ざっちゃっているのでもぅ大変なのです。ヘ(゚◇、゚)ノ ほへ~???








大まかに整理するに、

・この地域に昔お茶屋さんがあった事。
・おばあさんが店をやっていた事。
・店の近くは水がきれいだった事。
・名残のお茶の木が現存する(らしい)事。

という事の様。

そこにもう1つのお話し『地域のお堂に堂守がいた話』が混ざっているようです。



3回程聴いたのですが、どうにもこうにもオイラの脳みそでは整理しきれず。。

正直1回当たりの所要時間に集中が続かない。。






でもでも・・・


こうなったら意地でも何とかしたいと考えたオイラ。

有識者の方にご相談したり、

そのお檀家さんのご近所さんにその状況をお伝えしてみたり思考錯誤しています。






“地域の民話や伝承をもっと知りたい”


ことしのオイラはコレで行きます!!!


そのためには最低限の知識を抑えていなければ、先方にとても失礼になってしまう。

無知な「なんで?」じゃ相手に気持ち良く話て頂けない。



そんなわけで、地域のローカル書籍を読み漁ります!!!


saikenn.jpg



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wadanodennsyou (2)



tawameki.jpg



nousonn.jpg



頑張るゾ~!

諦めないぞ~!!





年内にはこのブログで

『茶っぱばあさんのお話し』

『東福院の堂守のおっさん』のお話しを発表できたらと思います!










できるかなぁ。。。┐(^-^;)┌さぁ・・?








プロフィール

naoyanootera

Author:naoyanootera
千葉県佐倉市直弥にある「宝金剛寺」というお寺の住職です。
お寺の日常や坊さんとして思った事、他趣味やらをつらつらと。。

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