読了本、追記(*^▽^*)

そういえば、5月・6月は歴史系の論稿をたくさん読みました。



ここ数年、これらを読むのがとても好きな私。



もっとも、読んだと言っても内容が頭にストックできるほど有能ではないし、



むしろ、好きだと言っているのに読みながら寝落ちすること数多である(* ´艸`)クスクス






ただし、読みたいとなれば図書館や資料施設まで出向いて閲覧したり。




時にネットサーフィンで拾ってきたり。






このあたりが、“あくまで趣味”といった感じなのだろう♪









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以下、論稿および著者名です。






・市内に所在する三体の平安期如来像について
 -平成十四年実施の市内仏像調査の結果から-  著:濱名徳順
(「成田市史研究27」2003/3)




いつもお世話になっている、仏像を中心とする仏教美術研究の大家。


堀之内西福寺像の銘文に出る「頼賢」の存在が気になる!










・円城寺氏について
 -室町期における下総千葉氏の被官の存在形態- 著:遠山成一
(「中世房総の権力と社会」高科書店 1991)


・戦国期成田地域に関するノート
 -幡谷氏と馬場氏の考察を中心に- 著:遠山成一
(「成田市史研究18」1994/3)



昨年の当寺秋の公開講座でもお世話になりました。


特に円城寺氏については当寺のお檀家さんにもおられ、本家には色々な歴史史料が残ります。











・成田市山口の盆綱
-現代にいきづく民俗行事- 著:弓削田綾乃
(「成田市史研究29」2005/3)




近隣地域(但し檀家でない)の「上勝田の盆綱」が、

国の「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択されたこともあり、読んでみた。










・総州願成寺の探索
 -房総における西大寺流真言律寺院の沿革小考- 著:桃崎祐輔
(「六浦文化研究 第八号」1889/12)



ご縁で先日お伺いしたお寺に関わるモノ。内容は私には深甚すぎて何度寝落ちしたことかw














・下総国印西荘龍腹寺の宝塔棟札について 著:植野英夫
(「房総の郷土史 第44号」2016)




銅造棟札は全国的に見ても希少なのに千葉県内に数点あるのは興味深いです。















・戦国末期の佐倉   著:外山信司
 -城下集落の人々と後北条氏-
(「中世房総の権力と社会」高科書店 1991) 



当寺専属歴史家(御本人談)。いやいや、国語の教師でもあり県内を代表する中世研究者です。













・中世房総における鋳物師の存在形態  著:市村高男
(「中世房総の権力と社会」高科書店 1991)




鋳造仏(木彫仏以外)のことも学ばないとと感じてますが、なかなか。













史料紹介 安房石堂寺の中世資料について  著:佐藤博信 滝川恒昭
 -多宝塔銘文を中心として-
(「千葉大学人文研究 34」2005)
 


秋の特別開帳などで何度も参詣している石堂寺(南房総市)ですが、

あらためて歴史の深さを感じますね。














・北総の女人講関連の石造物にみる女性名表記の変遷  著:蕨由美
(「房総の石仏 第27号」2018/3)




相変わらず細かく丁寧な研究。当寺石造物調査でいつもお世話になってます♪














・元禄期における護国寺住持の役割   著:櫛田良道
 -快意による桂昌院への取成しを通して-
(「豊山学報 第六十一号」2018/3)



先日当寺の資料調査に来てくれた私の同級生によるもの。













・「お竹大日」伝承の生成   著:神林尚子
 -開帳縁起と出羽三山信仰、名所記を通じて-
(「鶴見大学紀要 五五号」2018/3)




あるときは当寺落語会スタッフ。そしてある時はジャズ&コーヒーマニア。


そしてその実態は!近世文学、特に江戸期戯作の研究者。


















う~ん、こんなに歴史をお勉強して、さらに実践をこなして。


私はいったい、どこに行きたいのかww


それよりもコミュニケーションスキル上げるべしとの噂ありwww



6月読了本~♪

え?!梅雨明けたの(゚д゚)!




どーりで毎日暑いわけですね。




では、恒例の読了本です。










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『千年の田んぼ (国境の島に、古代の謎を追いかけて)』 石井里津子





山口県の離島から国内最古の田んぼを見出すノンフィクション。

第64回・青少年読書感想文全国コンクール<中学校の部>課題図書。















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『ひらけ蘭学のとびら 『解体新書』をつくった杉田玄白と蘭方医たち


『解体新書』を完成させた江戸時代の蘭学医、杉田玄白の物語。

杉田玄白没後200年記念出版。














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 『奪うは我なり 朝倉義景』 吉川永青




織田信長によって滅ぼされた名門朝倉家第11代当主朝倉義景。

本作中の理解されにくいその性格に、私はなぜか親近感?!










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『一発屋芸人列伝』 山田ルイ53世



ふふふ。やっぱ芸人っていいなぁ♪ 雑誌ジャーナリズム賞作品賞受賞。



















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『落語 師匠噺 』 浜美幸



人気落語家9人が語る「師匠愛」。師弟という関係性、素敵♪


















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『伊豆の仏像 修復記 ‐人と自然に護られた 仏と関わる日々‐


伊豆新聞の平成27年6月14日から毎週日曜日、55回にわたる連載を

クライドファンディングによって書籍化したもの。

仏像(木造)好きは読むべし!




















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『戦国北条家一族事典』 黒田基樹




タイトルにある通り、後北条事典。

私のチェックポイントはやはり玉縄北条氏(p140-p169)。
















お盆へのプレッシャーからか、その後たくさん本を購入!

さぁ、7月はどのくらい読めるの♪

























5月の読了本♪

体感的に、随分と慌ただしかった5月。


とはいえ恒例の本読み終わり集成です(#^^#)






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『水木しげるの古代出雲 』 水木 しげる



水木セイセイが出雲神話に隠された壮大な謎に迫るとあっては、読まねばなるまい(゚Д゚)ノ














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『虚けの舞』 伊東潤



後北条一族の生き残りで、後の狭山藩(大阪狭山市)につながる北条氏規が主人公の一人。
















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『平成トレンド史 これからの日本人は何を買うのか』 原田曜平



平成時代を読み解く良著。自分の感覚はどのくらい時代の影響を受けているのかと。















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『自分を知るための社会学』 岩本茂樹



社会学の勘どころをかみくだいて紹介する。うん、社会学は面白い♪














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『帰ってきた人間コク宝』 吉田豪



人間賛歌(主にサブカル系)。

















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『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』 戸部田誠



私の10歳~30歳は主にテレビで出来ていた気がする。頑張れテレビ!
















例の案件()によって量こそ寂しいものの、内容は充実でした♪





4月読了本♪

だれに望まれるわけでもなく毎月書き込む。



つまり今月読んだ本!



4月読了本でっす(´∀`*)ウフフ









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『冬を待つ城』 安部 龍太郎



豊臣秀吉による天下統一の総仕上げ「奥州仕置き」を攻められる側から描いた力作!









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『黙殺 報じられない“無頼系独立候補"たちの戦い』 畠山 理仁


いわゆる「泡沫候補」と呼ばれる人たちにスポットを当てる。


面白系と思いきやとっても丁寧で真面目な本。良い意味で裏切られた!














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『「若者」をやめて、「大人」を始める 「成熟困難時代」をどう生きるか?』 熊代亨


自分の感覚は正しいのか古いのか?考えさせられる良い機会でした♪












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『日本史のツボ 』 本郷 和人



日本史を捉える新しい角度からの通史。オモシロイ♪















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『戦国武将の精神分析 』 中野 信子, 本郷 和人



ちょっと中野氏の分野(サイコパス論)に寄せすぎでは・・・。





















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『よるのふくらみ 』 窪 美澄


歴史本に偏らないようにと手に取った。おとなの恋愛小説。良い♪




















あぁ~、落語会天気よくなってくれ~!!




やっぱり、好き♪

暖かい季節となり。





毎年恒例の落語会(5/3)開催も伴って、





刈払い機で境内アチコチの草刈りに追われています(;^ω^)








で、合間に2冊の(研究書的な)本に目を通す!



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写真左①は「釈迦如来立像 附 紙本墨書納入文書一括保存修理報告書


永興寺(茂原市)さまに伝わる鎌倉後期の清凉寺式釈迦如来立像と


像内に納入された文書の修理に関するもの。






そして右②は「南総天台の仏像・仏画Ⅱ


こちらは千葉県天台宗南総教区による仏像を中心とした寺院調査で、


昨年度の「紀要Ⅰ」に続き、


今回は同区内の星応寺・圓頓寺・清水寺(3寺共に「いすみ市」)の紀要です。



(* I泉さま。関係者分が届き次第にお送りします!)




読者(対象者)の限られた、よく言えばなかなか手に入らない本ってこと♪













自身で関わるお寺の建物新築事業に伴い、まずは仏像というものに興味を持ち。




それにまつわる伝承や歴史に派生して、地域史に関心を広げていった私。





ということではありますが、あらためてこの2冊を手にし。






うん、私って仏像好きだな!





と思った次第です♪











ただ、それは彫刻品としての関心ではなく。




例えばコレは律宗という教えによってもたらされたお像であるとか。



はたまた過去にこの地に関わった統治者によるお像であるとか。



あるいは民衆の祈りの結集で過去に修復がされているなど。







そのお像の背景にある様々な歴史(宗教性を伴う)を読み解いていくのが好きなようです。






ただ何となくそこにお寺が在るのではなく。



それぞれに理由があり、多くの時代を経て。



紆余曲折があり、あるいは入れ替わったり。



そのような変動を重ねて、そのお寺の歴史となっている。




だから重みもあるし、存在意義もあるのだと思います。












今あるお寺が宗派のチェーン店舗ならばこんなには要らないのかな。




でも、その地域自体の歴史を背負っている(いける)のならばどうかと。





そんなことをふと考えながら。







偉そうなこと語る前に、まずは目の前のことから。




さぁ、着替えて草刈り作業を再開しましょう♪









プロフィール

naoyanootera

Author:naoyanootera
千葉県佐倉市直弥にある「宝金剛寺」というお寺の住職です。
お寺の日常や坊さんとして思った事、他趣味やらをつらつらと。。

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