願成就寺→願成寺?

県内のお寺様の調査に同行する機会が多い私ですが。




本日は東金市に行ってまいりましたヽ(^。^)ノ





向かった先は同夢山 願成就寺







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顕本法華宗に属する同寺ですが、伝承によると曹洞宗であったとも言われます。




そんな中、コチラの寺史の鍵を握る、重要な品が境内にあります!














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五輪塔(市指定文化財)






凝灰岩製で「三介の墓」と呼ばれるこちらの巨大な五輪塔には




薬研堀の丁寧な梵字が刻まれています。




この地域には15世紀に「上総七里法華」と称される法華信仰が拡大し




それ以前の宗教遺物が少ない中、



その製作年代は13世紀前半にまでさかのぼるとも考えられる非常に貴重な品。




また更に検証を進めると、そこには律宗(真言律)との関係が指摘されるのです。





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をぉ!律宗!





縁あって正覚院(八千代市村上)の釈迦如来ご開帳のお手伝いや、



近年のいくつかの特別展(奈良博金沢文庫三井記念美術館)を拝見して、




自分の中でも興味の深い「律」という響き♪





鎌倉期に関東に展開し、仏教の原点回帰と弱者救済を胸とするも。



特に千葉県内では幕府と命運を共にしたように歴史に埋もれるその信仰。




そんな不思議な時代の経緯を内包するお寺様です。












特に本日は、寺史再構築を目指す会議が催され。




私も同席(実際には付き添い)するという機会に恵まれたのです♪♪








お寺マニアの私にとっては



「え?!あの方はアノ有名な○○寺のご住職!!」



「で、こちらはあの古刹△△寺の代表っ!!」




と、錚々たるメンバーにひとり興奮していました(;^ω^)







今回の会議。



聴けば同寺のお檀家さんのお一人が、地道な努力を重ねてここまでこぎつけたんだとか。









そうかぁ、やっぱり何事も地道な努力が実を結ぶんだよね~。


近頃ややたるんでいる私にとってはとてもよい刺激となる一日でした♪♪







魅力いっぱいのこちらのお寺様。




今後の活動が注目されます!!













落慶とご開帳と晋山と


本日は市内寺院の式典に参加してまいりました!





お寺の名前は「稲野山 金剛盤形寺 千手院」



こちらの開基1300年記念祭。


そして本尊秘仏千手観世音菩薩坐像のご開帳。


さらに新住職の晋山(就任)式という豪勢なものです!





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改修された本堂前にはご本尊と結ばれた「回向柱」が!








私は職衆(しきしゅう)という法要に参加する役回りでしたので、




写真を撮る側になれなかったのが少々残念ですが(;^ω^)



式典は天候にも恵まれ、大勢のお稚児さんで賑わうすばらしいものでした♪







そしてこちらの寺歴にも関心の高い私としては、





以前の調査(2015/12/19)を活かした案内看板が境内に設置されたことも嬉しいのでした♪♪





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そしてこれからも地域の歴史を内包した千手院さまの調査が進むことを心から願いつつ。






とりあえず慣れない作法やらお経やらでぐったり疲れた田舎の葬式ボーズである私。







さて、休むか。と思ったら。(´∀`*)ウフフ







あ、夕方から地元の福祉委員会議だった(ノД`)・゜・。ガーン











そりゃあ、能力ないんだもん頑張るしかないっしょ!!!



と自分を奮い起こすのであります('◇')ゞ




おしどり寺の花まつり!

すっかり毎年恒例の。



八千代市村上 正覚院さまの花祭りへお手伝いに行ってまいりました(^^♪




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誕生仏に甘茶をかけてと♪




灌仏会といい、4月8日のお釈迦様の生誕を祝う日でありますが。





新暦への移行にともない桜の時期となり、花まつりという名称が広がったこのご縁日。





釈迦堂に祀られ千葉県指定文化財でもある清凉寺式釈迦如来立像の魅力をのたまってきました♪










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ご縁日の飾りを済ませた釈迦堂







顧みるに、千葉市美術館『仏像半島展』のご縁から花まつりにお声掛けいたのが平成26年。



ということは今回で5回目の参加と相成りますね。











で、これも自分の中で恒例なのですが。





「どうしよう。うまく説明できるかな」って数日前からソワソワし、



その日が来るのがコワくなるんですよ。。。。





で、蓋を開ければとっても楽しくなってきて。







終わってみれば「もっと時間が欲しいくらいだなぁ」と思ってしまうのであります(#^^#)
















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帰りに境内ウラての中世石塔を見学♪









もちろん知識も話術もレベルが高くないのは自らが一番理解しているつもりですが。




お像の素晴らしさの一端を感じていただければ充分という気持ちです!




だって、ホントに興味持てばいくらでも調べることが出来る時代ですからね♪









今年は天候に恵まれ、大勢の皆様とご縁を結ぶことが出来ました!





ああよかった楽しかったー  (´∀`*)ウフフ









書かれた名前を知りたくて

先日(11/17)のことですが、


成田市にある宗吾霊堂(鳴鐘山 東勝寺)に行ってまいりました。




毎年9月のお待夜祭や、宗派同区(千四支所)の会合などでお世話になっている巨刹ですが、



この度はちょっとした目的をもって参上申し上げます(*´▽`*)




それは、同寺所蔵の「大般若経典」全600巻に書き込まれた奉納者名を調査するという目的であります!




大般若経典・・・三蔵法師として西遊記の登場人物のモデルともなっている
   唐の高僧玄奘(げんじょう)によって訳された600巻からなる大乗経典。
   大般若波羅蜜多経。





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宗吾霊堂内で普段は経机に代用されている「大般若経典」全12箱のひとつと左にその説明書き







こちらには一箱につき50巻(5帙)の教典が入っており、そのすべてに奉納者の名前が書かれています。









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中の様子







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奉納者の書入れ(*ここでは個人情報のため名前に加工をしてあります)





この全12箱内計600巻全てに書かれた奉納者名をチェックしちゃおうという試みなのです♪






というわけで、さっそく調査開始っ!!




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「ランチおごるよ♪」の名目で巻き込まれた快く手伝いを買って出た妻とその友人Sさん♪





なぜこんなことを始めるのかというと。




実はこちらの経巻は、お待夜に出支の折に毎年転読(経題を唱えた後にぱらぱらとめくることで読誦とする方法)を





しているのですが、その際に本に書かれた奉納者の名前に宝金剛寺のお檀家さんのお名前を散見し、




それが以前から気になっていました♪






とはいえ、ウチのお寺に関わる部分だけをピックアップしてもなんだか自己満足なので。




だったら全部調べてみちゃいましょうという訳♪♪







とはいえいざ取り掛かってみると、箱にも裏書が見られるし、





本によって字体も違うので非常に書き写し辛いしと。。。。




結局今回は3分の1程度しか調査できませんでした(;´Д`)




それに肝心の奉納年月日がわからない・・・・・。





ナンダカナ~(>_<)








ただ♪





こちらのお堂が大火で焼失したのは明治の終わり。




そして大正10年(1921)に現在のお堂となります。





なのでおそらくこの教典が整うのはそれ以降。






そしてこの教典に宝金剛寺の檀家名があるということは、おそらく先々代である35世盛海が関わっている。





そして盛海は昭和30年(1955)に遷化している。





つまり、大正10年~昭和30年の間にこちらの教典が宗吾霊堂に整ったと考えられるという事です。




ナルホド~♪♪













いやいやそれにしても思ったよりも超タイヘン( ;∀;)





ま、どうせ誰に頼まれたものでもないし、個人的な興味の対象としてがんばろっかなと♪






このような私の謎の取り組みを寛大に許していただいた宗吾霊堂様に感謝して。



そして今回の優秀な(?!)調査員が次回も受けてくれるのならば!




年度内くらいにはまとめていきたいと考えています(^^♪






宗吾さまのお待夜

例年通り♪



「そうごさま」の名で親しまれる鳴鐘山 東勝寺 宗吾霊堂


お待夜に出仕してまいりました!




お待夜とは義民佐倉宗吾(木内惣五郎)が困窮する領民を救うためにその命を捧げた命日を偲び、


毎年行われる一大行事で、現在は9月の第1土・日に定められています。






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長い歴史の中で、様々な解釈を伴いつつ広がっていった宗吾様への信仰。









そんな場所で、毎年手を合わせることの出来る私。



いやいや、ありがたやアリガタヤ。



地元の歴史の一部に溶け込んでいる思うと、とても幸せな時間です。










諸行無常は人の世の定めなれども。







もし変わらず今の世が続くのであれば、



宝金剛寺の次の住職も、変わらずこのお待夜で手を合わせて欲しい。




そして、先代がこの場所で感じた思いに触れて欲しい。




そんなことを感じて止まないのです。





プロフィール

naoyanootera

Author:naoyanootera
千葉県佐倉市直弥にある「宝金剛寺」というお寺の住職です。
お寺の日常や坊さんとして思った事、他趣味やらをつらつらと。。

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