冠のついに正体見つけたり


ちょっとした旅~ あっはっは




心ときめかせ、いつもより少し早く起きて出発!

向かった先はお隣の茨城県。

とはいっても片道約3時間 ((゚m゚;)アレマッ!

そう!それはちょっとした旅のような道のりです♪



茨城県立歴史館にとうちゃ~く!

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お目当てはコチラで行われているテーマ展
「ほとけと結ぶ -六地蔵寺の灌頂法具-」です♪











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灌頂(かんじょう)とは、密教において仏と正式に縁を結ぶために執り行う法会(儀式)です。水戸光圀の庇護をうけた六地蔵寺(水戸市六反田町)には、その法会で使われる多くの灌頂法具が伝えられています。それを通してほとけと結ぶこととは何かを考えます。*同館WEBより引用





実は以前、当ブログ(2011/06/22付)で取上げた宝金剛寺の什物 『宝冠(元和6年銘)』

そっくりのモノが展示してあるらしいという情報をご縁のかたから頂きまして、

いてもたってもいられなくって見学に行った次第でございます!








さぁ、六地蔵寺の潅頂法具(県指定)の数々を拝見。



そしてお目当ての宝冠を発見!!





「あっ!!ホントだ!!そっくりだ!!」 (*'▽'*)わぁ♪
(ちょっと展示品のほうが良いものっぽいケド。)


「そっかぁ、潅頂(という儀式)で使う法具かぁ」

「自分も(潅頂の儀式)受けたのに当時は意識してなくてわかんなかったなぁ」

「謎が解けてすっきりぃ~♪♪」





と、言う訳で。


当寺所蔵の什物は『宝冠』改め『潅頂用宝冠』と言う事に確定いたしました 

.☆.+:^ヽ(∇ ̄*)o♪Congratulations♪o(* ̄∇)ノ^;+.☆.



同館では学芸員の方がわざわざ時間を割いてくださって、貴重な資料を頂戴したり

オイラが持っていった宝金剛寺の宝冠を撮影してもらったりと、とってもありがたぁいご縁となりました♪









会場を後にすると、さぁ次だ!!!






御影石と歴史建造物で有名な真壁(現桜川市真壁)へ移動です ε=ε=ε=(o  ̄ー ̄)oブーン




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着いた処は『古仏修復工房』

代表を務める飯泉さんは文化財の修復を通して日本の文化を守り、後世に伝える活動をしているかたです。


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登録有形文化財の指定を受けている修理工房(旧樺穂小学校)



是非一度お伺いしたかった!

という訳で早速工房を見学させていただきました♪



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仏像好きなオイラにとってはヨダレもんの空間~♪♪


色々と情報交換をさせてもらったり、おススメ図録を紹介してもらったりとまさに仏像どっぷり状態!!!




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修復途中の十一面観音立像






飯泉さん。お忙しいところ本っ当にありがとうございました♪  (人∀≦+))






思わず予定時間を越えてしまいましたが、それはなにせ至玉の時間でしたからネ。








という訳で工房を後にしてラスト1カ所!!!




さぁ山へ!


山の中腹にあるお寺へ向かうのだ~


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天台宗 『峰寺山 西光寺』にお参りです♪








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懸造の本堂(県指定)



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回廊からの眺めはサイコー♪






こちらに御安置されている十一面観音さまにはいつかお会いしたいと思っていました。




旧立木山高照寺(廃寺)に伝来したこの観音様は像高6m近い巨大な立木仏。

明治42年に近隣の人たちの協力で現在の場所へ移されたのだそうです。








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十一面観音立像(県指定)



.+:。 オオォヾ(◎´∀`◎)ノォォッ 。:+.



す、すごい!!

おっきい!!




そしてみなぎるパワー!!!



抑揚のない一木造りの体部はかえって彫像前の原木自体に魂が存在していた事を証明しているようで、

その迫力の前では全体のバランスがどうのとか、手の左右がどうのとか。

もっというとカミかホトケかどっちかなんていうことはあんまり関係ないような気がしてくるのでした。










「なんだかあまりに(中身が)凝縮された一日だったなぁ」





自坊(宝金剛寺)へ戻ると車の走行距離は300㎞を越えていたのでありま~す (・∀・)アヒャ!!














帰ってきたから会いに行く


遂に行けたぜ~ あっはっは


上野東京国立博物館の特別展

『ボストン美術館 日本美術の至宝』に行ってまいりました♪


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アーネスト・フェノロサや岡倉天心によって海を渡った日本の“まぼろしの国宝”が一堂に里帰り!!!









開催前から「絶対行きたい~!!!」と意気込んでいたんですけれど、

なにせ葬儀やら葬儀やら、葬儀やらで何度も何度も延期となってその度に

「またダメかぁ。。」と落ち込んで。

しまいには諦観さえ漂っていたのですが、やっとこさ行けました ヾ(@^▽^@)ノ ワーイ



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予想通りの込みっぷり!!





会場内を進むとまずは目もくらむような仏画の数々 ∑( ̄ロ ̄|||)なんと!?


8世紀にさかのぼり、日本という枠組みにとどまらず東アジア絵画史においても貴重とされる

“法華堂根本曼荼羅図”は言葉も出ないただ圧巻~。

“如意輪観音菩薩像図”は、4月の講義で事前にお勉強していたからなおの事出合えて感激(*^_^*)

“毘沙門天像図”もカッコ良かったな~♪♪

平安期の仏画タッチがわかると、それ以降の画も比較という意味で見ていけるし便利だな~♪♪♪







やっぱこういった類って、知る程見えてくる感があって楽しいっ!!

着物などの染色なんて以前は全くちんぷんかんぷんだったけど、「きれいだなぁ♪」ぐらいは感じるようになったし、

仏像に関しては純粋にドキドキ恋人に会うような気分で眺めながらも

「年代を読みとってやるぜ!」ぐらいの見方もしてみたりする(笑)



あ、ちなみに刀剣の類はあまりに無知過ぎててんで(頭に)入ってこなかった (ノ△・。)




会場のラストはド迫力極める曽我蕭白の“雲竜図”

スケールでか過ぎてもぅお手上げ!!



その後も常設展で西新井大師所蔵の(国宝)“鋳銅刻画蔵王権現像(1001年)”をみて

「お部屋に飾りたいっ」と不謹慎なことを考えたり。

常設展示されているらしい中世の仏像をしげしげと見て

「拝見出来るのは嬉しいけれど、なんかホトケ様がさらされているみたいで不憫。。」なんて感傷に浸ったり。



当然のように図録も購入して胸一杯でございました♪






で、なんと寄席(鈴本演芸場)にも行っちゃったのさっ ヘ( ̄▽ ̄*)ノ・ ・.♪ヒャッホーイ♪.・ ・ヾ(* ̄▽ ̄)ノ











ここのところ、葬儀が続き過ぎた後遺症か感情の沈みが激しいような気がするオイラ。

「でもさ、楽しい事もあるんだからいいじゃん!」

そう自分に言ってあげています。





感想と期待と雑感となにか


振り返ってみよ~ あっはっは



5月26.27日(土・日)に行われた山武仏教文化研究会主催による

『第6回山武市内(+3寺院)社寺特別公開』



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せっかくなんでちと振り返ってみますね (^▽^)/


まず前提として、オイラのような愚僧が関われた事に感謝♪コレ一番!!

そして主体である山武市以外で出たって事がなんか選ばれた感があって良し!!

まぁ実際はともかく。。。





そしてデータ。


全15寺社それぞれでスタンプを集めると特製バッヂがもらえる通称“バッヂ当たりラリー”。

達成者は何と16名!との事。

主催側では「距離的にキツいかもなぁ」という予想でしたので驚きの数字です。

達成者の皆さん、成満おめでとうございます♪

そんなにハイペースで寺社を廻ってしまうなんてバッヂ当たりですぜぃ(笑)



2日間で一番多くの人が訪れた寺院では約300人との事でした。














当寺院への来場者は34名。

友人知人が15名程でしたので、それ以外の方はほぼ全寺社に廻ったという事ですね♪

どうりで1日目の午前に集中したはずです(*^_^*)


ふと「もっといっぱい来てくれないかなぁ」なんて思いましたが、

“はっ”と思いだしたのは昨年当寺で行われたイベントの事でした。




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昨年のその日、境内を埋め尽くす人、人、人。


お寺を賑やかにという願いがかなったはずなのに何か心に引っかかった事。

そしてその思いは何の気なしにその場の人が言っていた

「もっと立地が良ければもっと人が来たんだろうね」という意見でわかりました。




「そっか!みんなこの企画に来た訳で、このお寺に来た訳ではないのだよね。。」





オイラは本当は皆さんに“仏縁”をつなげたかったのではなかったのかと。

まぁ自身の人間力(坊主力)が足りなかったといえばその通りです。

その人数に仏縁を結び付ける力がオイラには無かったことだけは明らかでした。



*+:。.。...。oо○゚+*:;;:**+:。.。...。oо○゚+*:;;:**+:。.。...。oо○゚+*:;;:*




と比較して今回。

ご参加の方は少なくとも仏像鑑賞という意味でお寺に関心のある方ばかり。

ほとんどの人が促されることなく自然に手を合わせてくださったし、

仏堂という空間にたいしてリスペクトが感じられて素直に嬉しかった。


ほぼ全員に仏像(十一面観音立像)の解説が出来たし、皆さんも稚拙な解説に耳を傾けてくださった。




100人が来て乱発気味にあわよくば仏縁を結ぶことより、

10人にゆっくりしっかり仏縁を結んでもらう事の方がオイラに向いていると強く思った。


準備や片付けも大変だったし、とっても疲れた。

でもそれにもましてすっごく楽しめた♪という感想。



東福院十一面完成






全体を通して。

オイラごとき新参者&よそ者、偉そうに分析できた立場じゃない!

でも、まず素敵な企画である事はゆるぎない。

主催側はモチロンいろんな意見があるだろうケド、もっと続いていただけるよう協力したい。


そして、

①超宗派である事。

②各寺社によってコンセプトが複数会った事。

これが参加したオイラからするととっても居心地良かった♪



①についてはオイラが単純に同宗派内でハマっていないからなだけかな^_^;

でも、宗派が違う方が、かえって違う立場に敬意を表せるという気がする。

最終日の法要の直前打ち合わせ(修礼)なんてとってもほほえましかった(*^_^*)

「おたく(の宗派)、何(お経)読める?」

「へぇ~、その動作ってそういう感じ(の所作)にするんだ♪」みたいな。


②はオイラが強調したい事。

前述で「100人よりも10人にゆっくり~」なんて書いたけど、それはあくまでオイラの中での話し。



大上段で公開だけを行ったところも。

小さな企画を足したところも。

大掛かりな企画を打ち上げたところも。



それぞれがあるからお互いが引き立つんだと思った。

仏教文化の“特別公開”という核が共通すれば、あとは表現方法やベクトルの違い。

違っても全部あってる!!

つまり曼荼羅っすね♪



実際オイラも当寺に来た人に

「〇〇好きなら△△寺さんがいいですよ!」

「□□寺さんの☆☆は必見です!」なんて、人によっておススメを使い分けた。


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最終日の慰労会。


展開力のあるお話をする人。

熱っぽくデータを伝える人。

冷静に分析する人。

マイペースに話す人。

だまってうなずく人。


見た目はみんなお坊さんなのにね(*^_^*)

まぁ当然といえば当然ですケド♪










来年もまた参加させていただけるのであれば、また違った角度からの公開をしてみたい。

具体的には山武市主体だからこそ、市外である特性を生かしてみたいという事!

でもそれは核をしっかり意識した上での事です。










オイラは落語でいえば“新作”ではなく“古典”のタイプ。

でもそれは棚に飾った古道具ではない。

メンテナンスのゆきとどいた生命力のある古美術になりたい。

そして“古典”がどっしり構えるから“新作”は弾ける事が出来るし。

きらめく“新作”があるからこそ“古典”は渋く艶を出せるのではなかろうか。








なぁんつって~ (ノ´∀`*)




関係者に感謝!
ご参加の皆さんに感謝!
支えてくれた家族に感謝です<(_ _)>


なんたる達成感♪


お疲れした~ あっはっは

2日間に渡って行われた山武仏教文化研究会主催による15社寺合同の特別公開会

おかげさまで天候にも恵まれて無事に終了!



最後は山武市にある波切不動院長勝寺にて超宗派による東日本大震災復興祈願法要が行われました♪

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オイラ的にも前からお会いしたかった人とお話しできたり、意外なところで意外な人と行き会えたり♪♪♪


かなりの達成感に包まれています(^-^)




それにいろいろ思う事もあったので、それはまた後日分析してみたいです。


とにかく今日は疲れた~。。

この充足感ならイイ夢見れそうです(*^_^*)







知るより感じる、見るより想う


うふふだね~ あっはっは


なかなか興味深い漫画を読んだ♪

今昔物語(上)―マンガ日本の古典 (8)今昔物語(上)―マンガ日本の古典 (8)
(1995/04)
水木 しげる

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今昔物語(下)―マンガ日本の古典 (9)今昔物語(下)―マンガ日本の古典 (9)
(1996/01)
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『今昔物語集』(こんじゃくものがたりしゅう)とは平安時代末期に成立したと見られる説話集であり、
『今昔物語』と略称されることもあるが、本来は「集」が付く。
その名前は、各説話の全てが「今ハ昔」という書き出しから始まっている事から由来している。





漫画で古典に触れる事が出来てしかも画は水木しげる先生!!



す、すごい(*_*)




とっても面白かった♪♪







なんでお墓でお米を撒くのか?なんで猫は化けるが犬は忠義をもつのか??


科学的根拠のないそんな事。



民俗・古典・落語・地元の伝承・信仰・・・・。


最近興味があるいくつかの事。


そんなところから鑑みるに、オイラの坊さんとしての方向性が見えてきている気がする (゚д゚)(。_。)ウン!

いや、なんとなく^_^;








*。o○☆*(。´・▽・`。)゜¨゜*☆○o。*゜¨゜゜・*(。´・▽・`。)¨゜*☆○o。*








今日は『山武市内(+3寺院)社寺特別公開』の初日。


スタンプラリーに燃える人が超早めにいらして下さったり。

意外な人が登場したり。


「次々人が来て対処できなかったらどうしよう」なんて考えは深読みしすぎましたが。。


お日柄もよく、何しろ楽しい一日でした(^-^)





明日は最終日

当寺は午前中の檀務に伴い10:45~16:30の開場です。


観音様が皆さんのお越しをお待ち申し上げております<(_ _)>



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プロフィール

naoyanootera

Author:naoyanootera
千葉県佐倉市直弥にある「宝金剛寺」というお寺の住職です。
お寺の日常や坊さんとして思った事、他趣味やらをつらつらと。。

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