宝冠調査報告 ~積み重ねて~


佐倉市発行の『佐倉市史研究 第27号』が昨月刊行され、

その中で当寺所蔵の『灌頂宝冠』についての調査報告が掲載されました♪






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【資料紹介】宝金剛寺蔵「銅製 宝冠」について 須賀隆章(市文化課文化財班)



この資料紹介は昨年10月に当寺で行われた文化講座

「みたい!しりたい!佐倉の歴史♪ in直弥のお寺」での発表をもとに執筆されたものです。







思えば当寺所蔵の宝冠を当ブログに掲載したのが2011年の6月

当時は「見た目はカッチョイイけど、一体ぜんたい何なのでしょう?」という状態でした。




ところが掲載後しばらくしてある方から茨城県立歴史館に似たような展示があるとの情報をいただいた!

その情報をもとに歴史館へ出向いたのが翌2012年5月

この宝冠が灌頂という儀式に使用する法具だという事がわかりました。



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歴史館の担当者様に撮っていただいた写真を、いつもお世話になっている佐倉市内の有識者にお見せすると、

「市内の貴重な文化財として、(文化財)審議委員の方に観てもらいましょう」との事。


2012年12月、鋳金工芸作家である故 香取正彦(人間国宝)を父に持つ香取忠彦氏の来寺となりました。





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このへんからこの宝冠がにわかに注目され始め、

佐倉市文化課の詳細調査を経て、昨年2013年10月の当寺文化講座での一般公開!




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そしてこのたびの刊行本掲載へとつながっていくのです♪♪






むむむ


なるほど、こうやって時系列にしてみるとまた感慨深い (*´▽`*)





というわけで。





田舎坊主がコツコツ進めた集大成!!




ご興味がある方はぜひご覧になってみてください。





『佐倉市史研究 第27号』は800円にて頒布中。郵送による購入もできるのだそうです。
(※郵送によるご購入(要送料)を希望される場合は、佐倉市総務課(電話 043-484-6288)まで

市内図書館でも閲覧できまっせ♪



















5月3日は「落語会」♪


はい、やります! 今年も落語会♪♪




第三回チラシ



佐倉・城下町400年記念協賛事業

『第3回! お寺で落語会! :金原亭馬吉』



日時)5月3日(土) 14:00~(開場は13:30)

木戸銭)800円 (自由席)






噺家はすっかり宝金剛寺専属?!もとい、各地で活躍の金原亭馬吉(きんげんていうまきち)氏。

真打もそう遠くないでしょう!

皆様のご来寺をお待ちしております♪










3月に読んだ本たち


このところ、いわゆる小説から離れていた私です。


はい、それは趣味に偏っているから(;´∀`)




たとえば



東大生に最も向かない職業東大生に最も向かない職業
(2013/08/02)
春風亭昇吉

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高座のしきたり、新ネタ稽古、前座の仕事…
落語の勉強は、東大受験より難しい!

東京大学経済学部卒
東大総長賞受賞
国立演芸場で独演会
フジテレビ「アゲるテレビ」でレポーターも


東大を出て官庁、一流企業へ
――それだけが「正解」じゃ面白くないでしょ?(他頁より引用)










あとこんなの♪




オール・イン ~実録・奨励会三段リーグオール・イン ~実録・奨励会三段リーグ
(2014/03/12)
天野 貴元

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プロ棋士を目指す若者たちが人生をかけた戦いを繰り広げる「奨励会」。
羽生善治を輩出した名門・八王子将棋クラブ出身で、小学生名人戦で準優勝した著者は、
16歳で三段に昇段したものの、ついにプロ=四段になれず、26歳で年齢制限により退会を余儀なくされた。
失意のうちに漂流していたその1年後、今度は舌がんの診断を受け、完全に将棋の夢が断たれてしまう。
15年以上にわたる苦悩の青春と、当事者が見た過酷な奨励会の世界を本人が赤裸々に振り返る。
(他頁より引用)








なるほど、偏っている(笑)








ということで。

揺り戻すように、バランスをとるように何冊か♪




誰にも書ける一冊の本 (光文社文庫)誰にも書ける一冊の本 (光文社文庫)
(2013/09/10)
荻原 浩

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疎遠だった父の死に際して故郷に帰った「私」に手渡されたのは、父が遺した原稿用紙の束。
気が乗らぬまま読み進めるうちに、過去にまつわるいくつかの謎が浮かび上がる。
果たしてこれは、父の人生に本当にあったことなのだろうか?
次第に引き込まれるうち、父と子の距離は、少しずつ埋まっていく―。
父親の死を通して名手が鋭く描き出す、生きる意味と、親子の絆。 (他頁より引用)










限界集落株式会社 (小学館文庫)限界集落株式会社 (小学館文庫)
(2013/10/08)
黒野 伸一

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起業のためにIT企業を辞職した多岐川優が、人生の休息で訪れた故郷は、
限界集落と言われる過疎・高齢化のため社会的な共同生活の維持が困難な土地だった。
優は、村の人たちと交流するうちに、集落の農業経営を担うことになった。
現代の農業や地方集落が抱える様々な課題、抵抗勢力と格闘し、限界集落を再生しようとするのだが…。
集落の消滅を憂う老人達、零細農家の父親と娘、田舎に逃げてきた若者。かつての負け組が立ち上がる!
過疎・高齢化・雇用問題・食糧自給率、日本に山積する社会不安を一掃する
逆転満塁ホームランの地域活性エンタテインメント。(他頁より引用)
















就寝前に布団にもぐって本を読むのが日課な私。

朝晩ほどほどに寒い今の季節は読書にぴったりかもしれない(^^)v

お釈迦さまとのご縁♪


千葉県八千代市に正覚院というお寺があります。


2匹のおしどりの悲しい死に心動かされ、供養のために草庵をつくった事が創建と伝わる

『おしどり伝説』で有名なこちらのお寺。



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こちらの釈迦堂(八千代市指定)内に安置される釈迦如来立像は、京都嵯峨の清凉寺に伝来するお像を模した

いわゆる『清凉寺式釈迦如来』で、その美しいお姿は県の文化財指定を受けています。

秘仏のため通常は拝見できませんが年に一度の『花祭り』時のみご開帳され、

桜の見ごろも手伝って多くの参詣者でにぎわいます。





今年の花祭りご開帳は日曜に合わせて4月6日

昨年、千葉市美術館『仏像半島』展にもお出ましになり、人気の高かったお釈迦様に逢いに行きませんか!!





-正覚院 花祭り タイムスケジュール-

御開帳    9:00-17:00 於 釈迦堂

おしどり落語会(三遊亭 圓馬) 於 本堂
       12:30-13:30

法話    14:00-     於 釈迦堂

おねり   14:30-

護摩    14:40-     於 釈迦堂

護摩札引渡 15:40-     於 客殿







そして、このご開帳。

未熟ながらワタクシ釈迦堂内にて仏像解説を務めます(*´Д`)




-学芸員でも専門家でもないただの仏像好きによる釈迦如来解説-

・10:10

・10:50

・11:30  計3回




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時間はせいぜい7~8分。だってそれ以上ではボロがでる!

専門的な見解を知りたい方は当日配布の解説文(監修:濱名徳順師)をご覧ください。



ご興味がある方。

お釈迦様とご縁を結びたい方。



正覚院花祭りでお会いしましょう(^_-)-☆







お問い合わせは

池証山正覚院鴨鴛(おうえん)寺 (正覚院、または、おしどり寺)

八千代市村上1530-1
東葉高速鉄道村上駅より徒歩10分 
TEL 047-482-7435


湖北の観音様に逢いに


東京藝術大学大学美術館へ行ってまいりました♪


『観音の里の祈りとくらし展-びわ湖・長浜のホトケたち-






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あぁ、美しい観音様たち(*´ω`*)

湖北へは、小説を読んでいてもたってもいられなくなり家族を引き連れ出かけたことがあります。



星と祭〈上〉 (角川文庫)星と祭〈上〉 (角川文庫)
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井上 靖

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星と祭 下 新装版 (2) (角川文庫 い 5-5)星と祭 下 新装版 (2) (角川文庫 い 5-5)
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初見の観音様もいらっしゃいましたが、中には数年ぶりにご対面できた観音様も(#^^#)

おなつかしゅうございます。

田んぼの景色。地域の皆様に守られるお堂。取り囲む樹木の心地よさ。

あの美しい湖北の風景が薫ってくるようです。




展示総数こそ多くありませんが、まさに充仏(仏像との対面に充実する事の造語)のひと時。

行こうと計画するたびに檀務で延期。何度も何度も繰り返しましたが何とか行けてヨカッタ!!!



またいつかお会いしたいですね。

すぐには無理でしょうが、今度はコチラからお堂へ出向いてまいります。










それにしても上野は花見の人でごった返しでした( ゚Д゚)


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プロフィール

naoyanootera

Author:naoyanootera
千葉県佐倉市直弥にある「宝金剛寺」というお寺の住職です。
お寺の日常や坊さんとして思った事、他趣味やらをつらつらと。。

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