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佐倉市内 あれこれ


ひょんなご縁から市内根郷公民館の「佐倉学市民講座」なるものをお手伝いすることに。


「当日は初心者向けに、お寺の魅力や巡り方を教えてくださいっ」とはご担当者の弁。




京都・奈良・鎌倉など。いわゆるメジャーな観光寺院が魅力にあふれていることは言うまでもなく。

ただ、どちらかというと地域の(観光寺院ではない)お寺巡りが好きな私。

基本その事に賛同して欲しいとは思わないが、

せっかくならば地域ローカルなお寺巡りのいとおかしさをお伝えしてみたくもなりまして。





資料作りというか、ただの散策というか。

市内のお寺さんを巡ることにいたしましょう♪




と、言うわけで。




午前中の檀務を終えると、お昼も取らずに早速出発ですε=ε=ε=(o゚ー゚)oブーン!!



本日は後述する講演会に行く予定もあり、市内の主に北西部の寺院巡りです♪♪







まずは、京成佐倉駅に沿った国道296を進み、歴博を越えて坂を上ってゆきます。



1カ寺目は市内角来にある大雄寺(だいおうじ)。

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こちらのお寺は市内にただ一つの黄檗宗寺院。

さらには黄檗宗寺院は県内にも3カ寺(東庄町 福聚寺/木更津市 法眼寺)しかなく。

そんな中の一寺院が市内にあるのは貴重ですね♪


無住(兼務)寺院の為にひっそりとはしておりましたが、境内の釈迦如来坐像がやさしく迎えてくださいました♪


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足元にはお賽銭に混じりオセロゲームの石(プラスチック製)が。。。








続いて、ユーカリが丘のモノレールをさらに北上。







青菅にある浄土宗の称念寺へ。


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昭和に建てられた特徴的な本堂



こちらには有名なムクロジの老木があります。


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さぁ、続いてユーカリが丘周辺へ。


おっと、ここまで来たらこちらは外せません!






井野にある同宗派(真言宗豊山派)の千手院です。



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見事な境内のアプローチ♪



こちらでは平成30年のご開帳へ向けて、本堂の改修工事が行われたばかりです。



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本尊は60年に一度のご開帳!?








さぁ、次のお寺は?とノってまいりましたが、


今日の本題が控えておりました
(*´ω`*)




という事で講演会を聴講に会場へ!!





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『佐倉市域の歴史と伝説』旧石器時代から戦国時代の終焉まで出版記念講演
「お辰と臼井城」からみる中世の佐倉
講師:高橋富人(けやき家こもん



地元に伝わる「お辰の墓」にまつわる伝承を紙芝居風に語るというモノ。

歴史って、登場人物が多かったり時代背景が想像しづらかったりすると全くチンプンカンプンに

陥ることがあるのですが、こういったユニークなアプローチだとイメージが浮かびやすいですね♪





講演後には直接お話も出来ましてヨカッタヨカッタ!(^^)!






その後もう少し寺院巡りは続くのですが、その内容は「佐倉学市民講座」にてという事で。






本日はここまでにいたしましょう (#^.^#)チャンチャン♪






寺文書の整理、始まる

昨日の事。

お寺の客殿に数人の来客がありました♪

それは、ある計画が始まるための話し合い。


ある計画とは「宝金剛寺所蔵の古文書の調査・整理・解読」です (゚д゚)ワオッ!


当寺の古文書は、旧本堂解体時に主に屋根裏に放置してあった未整理の文書群を

緊急避難的に箱詰めしたモノ。




以来、場当たり的にピックアップしていました。



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順雙房宛書状:元和7(1621)年銘






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一年志願兵軍隊日記:大正3年11月1日より翌年3月15日まで




ただ、基本乱雑に封印されているような状態で。

何度も整理を試みるもとっかかりがつかめずにホコリを取ってはまたしまうといった足踏み状態。




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それもそのはず。

だって所有者(宝金剛寺代表役員である私)に専門知識が無いんですから~ (;´Д`)







でもでも、なんとかこの資料群をカタチにしていきたい!!







ということで、今回の会合へとつながってゆきます♪






概要としては、佐倉市市史編纂室監修のもとに整理・調査を進めながら、

同時に有志である千葉市古文書の会の皆様にお手伝い頂いて解読をしていくというもの。





一体何年かかるのかわかないので、どうやって進捗するのか、

どんな問題が浮き上がるのか。やってみないとわからない部分が多いのです。




そりゃあ考えただけでも大変そうだし不安もありますけれど。

何より楽しみが勝りますよ♪♪



だっておそらくいままでわからなかった地域の記録が出てくるんですもの♪♪


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晧月山年中日記:万延元(1860)年銘 の一頁








当寺で毎年行っている文化講演会と連動して進捗状況を公表したり、

同時に新たに分かった文書を公開したりも計画中!!






当ブログでも取り上げていきたいと思いますゾ(#^^#)

あつい日

しかし暑い (;´Д`)デスネ


本日の埋葬、野辺送りのお手伝いをしてくださった地域の皆さんも、参列の方々も

ご遺族様も。 あまりの照りつける暑さに汗だくでした。







昨晩のお通夜では

「悪天候の葬儀(通夜)は良いご供養」といったお話をいたしました。




これは以前、地域の方が話してくださった事。

この方の母の葬儀当日は大雨で、着物はびちゃびちゃ・履物はドロドロの埋葬。

明けた七七(49)日忌の際に当日の天候の話が出た後、私にふと話し出したのです。





「(埋葬に立ち会ってくれた)みんなには(悪天候で)すまなかったけれど、オラのばあちゃんは幸せだ。

だっていつまでも『あの時大雨で大変だったね』と語られる。きっとみんなに忘れられないよ。だからさっ」
と。



普段は朴訥で、少し口の悪い印象のご主人様から語られたこのお話。

私は妙に心に沁みました。

それから私はこの感覚が大好きです。




そうだよな。なんでも便利で楽で合理的になってきている昨今。

一生の最後ぐらい合理的でないくらいのほうが素敵だよなと。







炎天下の中、耳をつんざくような蝉の鳴き声。

作業の石材業者さんも熱い墓石に文字通り手を焼く。

お線香の煙にいぶされながら。

とっても印象深い、良いご供養でした♪




盆休み?!

お疲れ様です。


当寺の盆行事(棚経廻り&新盆施餓鬼会)はおかげさまで今年も無事に執り行う事ができました。

関わってくださっている皆様にまずは感謝(^^♪








個人的な感想としては、体力的にはとにかくキツかった。

やはり棚経と葬儀の同時進行は無理がありすぎますね。



お通夜に関しては時間に間に合うかどうか冷や冷やしながらの棚経でしたし、

通年の何割増しで頑張んなきゃいけないけれど、頑張りすぎて仮に倒れても替えが効かないという部分では

自分でもどうしていいかわからないような感覚でした。

疲労困憊のはずなのに目がさえて全然眠れませんでしたし。。。



ただ、体が辛いかどうかはあくまで私の能力値のモンダイで、実際はカンケ―ない事だと自覚しています。












また、いくつか考える事項も多かったかな~。

具体的に「ナニ」とはいいませんが(#^.^#)



お寺を取り巻く要素って、いろんな矛盾に包まれている気がします。

変えないことに価値があったり、踏襲することが美徳であったり。

でもお寺が過去の産物になり下がらずに現代に生き生きとするには、

「昔っからこうだからさっ!」っていう一辺倒でもイケナイような部分もある。


自分はその辺を非常に気を付けているタイプなのですが、




でも自分で納得できないことを、先方(例えばお檀家さん)に押し付け続けるべきなのか?

だとすればそれはだれのための仏事なのか?




そんなことをちょっとだけ考えてしまいました。





自己満足のような安易な変更は絶対にしないけれど、

変化をおそれて責任を逃れてもいけないのかなと。






ま、



ひとまずは体力・気力の回復に努めたいと思います。




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そうはいってもご葬儀のご依頼も頂戴しまして。。

あるいは盆中に数々の出来事を「お盆が終わったらOKです」なんて言っちゃってるし。。







大丈夫かい? わたくしよ♪  (⌒・⌒)ゞイヤァ





盆と棚経と・・・

お檀家さんのご自宅へ伺うたびに、

「御前さん、雨降らせてよ!」と言われるほど毎日酷暑でした。

特に農家の皆さんは大変ですね。




でも明日は雨が振りそう。


お庭の花や植木が湿る。畑が湿る。

みんな嬉しい。でも私、悲しい・・・(-_-;)



だって私は明日からいよいよお檀家さん廻り(棚経)本番!

特に件数の多い明日は、通常は機動性の重視して原チャリで伺うのです。




当寺で廻るお檀家さん宅は総計で約280件。

そのうちもっとも密集する10日~14日で計240件ほど!!

つまり平均一日60件伺う計算になります。


という事は合計9時間かけて廻るとすれば一件あたり約10分(移動込)を超えられません。

でもこれはあくまで計算上の事。

実際はお昼の御接待をいただくお宅や、高度な事情で30分以上必要なお宅。

その他もろもろアレヤコレヤで、とても計算通りにはいかないのです(#^^#)




(まぁ計算通りにいかないからこそ良い部分もあるんですけど♪♪)




でも、その日のうちに廻りきれないからと言って次の日にも繰り越せない。。。

だって翌日も同じようなスケジュールですから(;´∀`)





でもでも、当然お経や作法はテキトーには出来ない・・・。



だから結果、小さいことからコツコツと時間を節約します。






【お宅での坊主の時間有効活用の心がけ♪】


・原チャリは玄関すぐ脇へ横付け!
 (スタンドを立てながらメットを脱ぐ)

・玄関を開けてから「こんにちは棚経です」とご挨拶!
 (「どうぞー♪」と聴いたら即座に仏間へ)

・仏間に向かいながらお天気などの時候挨拶!
 (これが後で効いてくる)

・仏壇前に座布団が無い場合、付近の座布団を勝手にセット!
 (敷かずに始めると「どうぞ、敷いて下さい」「いえいえ、」「いや、どうぞ」と結果読経が中断する)

・手持ちのライターでロウソクに着火!
 (たもとに何個も入れておく。備え付けでは付かない場合が多々)

・読経はあくまで落ち着いて!
 (肝心カナメ♪)

・読経後にちょっとお喋り♪
 (ここから時候挨拶では遅いよ~)

・せっかくの御接待、麦茶などは有難くいただく!
 (変に断ると形式上遠慮していると思われてかえって時間が)

・麦茶を飲んだら深々と頭を下げる
 (「ごちそうさま」「伺えて感謝」「慌ただしくてゴメン」「これからも宜しく」を全部込める)

・笑顔でお・い・と・ま♪
 (心の中では猛ダッシュ!!)








「こんな慌ただしいんじゃ、やる意味あるの?」などという高尚なご意見は百も承知です!

でもね、理想論だけでは何も始まらないし、本質は理解できませんから。

私としては、出来る限り出来ることを精一杯取り組んでいますぜ♪










明日はとくにお通夜も入ってしまいました。

ただでさえ時間のかかる雨(車での移動)のなか、

通年より1時間以上早く廻り終えなければいけません。




う~ん、未知の領域。

やりがい在り過ぎです





IMG_7214.jpg
お盆を迎える本尊様♪





プロフィール

naoyanootera

Author:naoyanootera
千葉県佐倉市直弥にある「宝金剛寺」というお寺の住職です。
お寺の日常や坊さんとして思った事、他趣味やらをつらつらと。。

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