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千倉小松寺のモミジとホトケとタマ

11/25・26の2日間、南房総市三古寺で開催中の

『安房三古寺特別公開』にあわせて、小松寺に行ってまいりました♪




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今回私が伺った目的は、一人で勝手に充仏すること・・・ではなく。

小松寺に伝来する諸仏の素晴らしさを、参詣者にお伝えすることであります!




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内陣は拝観様に特別設定。

あわせてこのたび修復となった吉祥天立像(12世紀)と、

平成30年の開基1300年へ向けて今後修復をすすめたい不動明王立像(平安中期)を配置して

参詣の皆様をお迎え♪





堂内へ進む皆様をつかまえて「小松寺仏像って良いっしょ♪」ってことをペラペラと

お話しいたしました(´艸`*)











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仏像LOVE♡











堂内では他にも、千葉大による吉祥天3D復元データの発表といった最先端のブースや、

地元のかたによるお雛様展示といったあたたか懐かしいものも展示されています。





また、個人的に気になったコチラ。


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地元千倉在住の作家さんによる小松寺オリジナル手書き扇子です(#^^#)



デザインはおもにこの時期に合わせた小松寺モミジと、隠れファンの多い小松寺の猫タマちゃん♪♪


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とっても可愛くって当然私もゲット!




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スタッフ控室で製作する作家の鈴木さんをパチリ!



カラフルな彩色を丁寧に書き込んで行くその作業。

聞けば一日に1・2本の製作がやっとなんだとか。

手が込んでますなぁ~。








で、本物のタマはどこに行ったかな???








ええぇっと、どこだ??




境内には見当たらないなぁ。。。








むむむむむ。







あ、いた!






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納経所のホットカーペットを占領するタマ♪





シトシトと雨の降る少し寒い日中ではありましたが、

参詣の皆様は小松寺の静謐な雰囲気と紅葉の艶やかさを満喫していた模様でした。





周辺を豊かな森(千葉県指定自然環境保全区域)に囲まれる趣深い立地。

紅葉の時期は観光バスが何台も連なり人であふれる境内。

堂内は県内最古の木彫仏である秘仏本尊薬師如来立像(9世紀・県指定)をはじめ県内最高の古仏の宝庫!

傍目にはうらやましいコンテンツにあふれたこのお寺です。



特に数年前からすっかり小松寺の魅力に取りつかれた私は、やさしいご住職にペラペラ希望をかたります。

でも。

あらためてご住職とお話しすればするほど、部外者には図りきれないお寺の維持の難しさを痛感します。





ただ、、、私などには結局何も出来ないのです。




せめて、お寺を支えるご住職や地元檀家さんに敬意を表し、

こんな素晴らしいお寺が是非次代へつながって欲しいと願うばかりです。






南房総市 小松寺・石堂寺・真野寺による安房三古寺特別公開は今月30日まで。

特に30日の小松寺もみじ祭りはたくさんの人で賑わいます。

どうぞ皆さん安房三古寺へ。

房総の豊かな空間と素晴らしい歴史をご堪能ください。


読んで得るモノ

朝晩、随分と寒くなってまいりました。

お布団ぬくぬく気持ちイイです(´艸`*)


ならば、就寝前の読書もまた、気持ちイイのであります!





夕張再生市長 課題先進地で見た「人口減少ニッポン」を生き抜くヒント夕張再生市長 課題先進地で見た「人口減少ニッポン」を生き抜くヒント
(2014/10/21)
鈴木 直道

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人口減少、少子高齢、財政破綻は連鎖する。コンパクトシティ化、夕張メロン初の海外輸出、
再生への挑戦が、「日本のモデル」となる!「地方消滅」、これから起きること、すべきこと! (他頁より引用)




“課題先進地”とは言い得て妙。

大切なのは無いからこそやるということ。

そして問題なのは無くなるまでやらないということでしょうか。














芸人の肖像 (ちくま新書)芸人の肖像 (ちくま新書)
(2013/02)
小沢 昭一

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小沢昭一が訪ねあるき、撮影した、昭和の芸人たちの姿。実演者である著者が、
芸をもって生きるしかない「クロウト」たちに寄り添い、見つめる視線。写真164枚。 (他頁より引用)





若かりし頃は「テレビに出てこその芸人」と思っていた。

でも、本書に出てくる芸人の姿に心を動かされる今の自分。

人間臭くってイイな♪
















復興の書店 (小学館文庫)復興の書店 (小学館文庫)
(2014/11/06)
稲泉 連

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東日本大震災は、東北の書店員たちを悲観させた。岩手、宮城、福島三県の書店数の約九割、
三九一店舗が被災―。そんななか、仙台の一部の書店が営業を再開させたのは三月末である。
ネット注文や電子書籍が一般化した現代、街の書店、さらには紙の書籍の存在意義とはなにか?
大宅賞作家・稲泉連氏がルポルタージュする。(他頁より引用)





こんな目線があっったのね♪ 嬉しいなぁ♪♪

復興とは心の豊かさを求める事だと思う私。

本好きで良かったと改めて感じる一冊。

この本をネットで購入しなくてヨカッタ(;´∀`)













先日のブログでも書いたのですが、25日(火)・26(水)は『安房三古寺特別公開』が開催中の

小松寺さんにプチ仏像解説として参加してきます!

天気は少し下降気味ですが、かえって慌ただしくなくアットホームに解説したほうが

むしろ自分らしく出来そうでもあるので。

それに、雨に濡れた紅葉もまた風情がありそうです(#^^#)


小松寺紅葉の様子は → コチラ


仏像好きの方。南房総小松寺でお会いしましょう♪




安房三古寺特別公開!

秋も深まり、紅葉の鮮やかな時節となっております(*^-^*)


そんな中、今年も仏像ファン待望のアノ企画が開催されます!!



『安房三古寺 特別公開会』


安房三古寺 2014


公開期間:11/21(金)~/30(日)
拝観料:各寺 300円
     (各寺オリジナルポストカード1枚プレゼント!)
 公開時間:9時から16時
 場所:小松寺(南房総市千倉町大貫1057) ℡0470-44-2502
    真野寺(南房総市久保587) ℡0470-46-2590
    石堂寺(南房総市石堂302) ℡0470-46-2218
 





仏像や彫刻など、通常非公開の貴重な仏教美術品を、安房地域の三古寺が同時に特別公開!

小松寺では修理記念として県内でも数少ない「吉祥天像」を。真野大黒天として有名な古刹真野寺は

ミステリアスな様相が魅力の「千手観世音菩薩(県指定)」を。石堂寺では慶派の優品「千手観世音菩薩(県指定)」と

千葉を代表する江戸期の名工 武志伊八郎(通称:波の伊八)の彫刻を見ることがで出来ます。







一昨年の様子は → コチラ♪



そして、三古寺の中でも“質量共県内最高の『古仏の宝庫』”とされる小松寺において、

今回私が2日間(25日・26日)プチ仏像解説のコマをちょうだいいたしました♪♪







-学芸員でも専門家でもないただの仏像好きによる小松寺諸尊解説-


日程)   11/25(月)・26日(火)の2日間



タイムスケジュール)

        ・9:10

        ・10:10

        ・11:10 
 
      ---昼休み---

        ・13:30

        ・14:30        計5回(各7~8分程度







ご興味がある方はどうぞ南房総へ♪

ドライブ&古刹巡り、そして“充仏”だぁぁぁぁ!(^^)!


好きこそものの

土日。いつものように回忌法要。

ここ5年10年くらいで、圧倒的に土日になりましたね。


で、週が明ける。

私は次週の法要に向けて卒塔婆を書き書き。

あるいは本堂で使用した香炉の灰をふるい治す。

建物に籠って黙々と行う作業。

とすれば、やはり落語を聴くことになる♪








最近は本当に便利ですね。

ちょっとPCで検索すればたくさんの噺家によるたくさんの噺を聴くことが出来る。




でも。




やはりコレというときはお金を出して手に入れよう!!

それはイイネと一票投じる行為。

好きなものが続いて欲しいから。

価値を下げたく無いから。


そんな風に感じております!


というわけで最近購入した落語のCD。




(仮) 隅田川馬石 名演集1 「金明竹」「柳田格之進」(仮) 隅田川馬石 名演集1 「金明竹」「柳田格之進」
(2014/08/20)
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(仮) 隅田川馬石 名演集2 「松曳き」「富久」(仮) 隅田川馬石 名演集2 「松曳き」「富久」
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あれ?!写真出ない・・ザンネン(-_-)





柳田格之進」という噺は個人的には結構好きなのだが、落語通の意見は分かれるらしい。

まぁ冷静に分析すれば確かに無理がある部分も。。。

でも好きだなぁ。






昼間にさらっと聴くような軽い話ではないのですが

当寺で毎年行う落語会でもいつか聴きたいネタ。

来年は馬吉さんも晴れて真打昇進ということですから。

そう遠くないかな♪






さて、また卒塔婆書きましょう(*^-^*)





九州仏を観に

10月下旬のことですが。

福岡県へ2つの仏像系展覧会へ行ってまいりました 



成田発のLCCで一路福岡空港へ ε=ε=ε= ━( ^O^)━ キ~~~ン

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普段、飛行機とは無縁の私はLCCどころか一人で飛行機に乗ったのも始めて (◎_◎;) ドキドキッ!!






早朝のフライトに前夜の(遠足の前的緊張で)寝不足も手伝って、車内ではグッスリ...zzz




無事に、福岡上陸!

まずは地下鉄とJRを乗り継いで初めの目的地へ。


九州歴史資料館です!


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平成22年に開館したという真新しい施設では





「福岡の神仏の世界-九州北部に華開いた信仰と造形-が開催中でした!



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国宝の銅板法華経・銅筥(12世紀)の緻密さに見惚れ。

また、薩摩地方独自の石塔である薩摩塔(須弥壇状と壺状を積んだ形の石塔)は、

初めてその存在を知りました♪

また、近年確認されたという男神立像(パンフ向かって左)も興味深ぁ~く拝見。

もちろん仏像も素晴らしいモノばかりで。


仏像修復やCT調査についても開設展示があり、なかなか見どころ多し!

平日だったとはいえ「もう少し(観覧者が)いても良いのになぁ」と素直に感じました









では次へ。





続いては福岡市内にある博物館へ






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サザエさん通りを歩いてゆきます!




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でかっ!!



福岡市博物館の特別展

「九州仏 ~1300年の祈りとかたち~です!



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九州全体の仏像を展示するという大がかりな企画!

ここでは、福岡浮嶽神社に伝来する3体の平安仏のうち

如来立像地蔵菩薩(共に重文・もう1体は上記九州歴史資料館特別展にて展示)や。

光背が室生寺仏像群を思わせる十一面観音立像(平安前期・重文・ポスター向かって左)

また、中国や朝鮮半島から直接伝わった境界仏といった地域色豊かなお像まで。

ポスターに「半世紀に一度の“大”仏像展」と書かれるのも納得の充実っぷりでした!


個人的には関東から肥後に移住した千葉氏である千葉宗胤ゆかりの持国天・多聞天立像(一二九四年銘)に

お会い出来てちょっとカンドーm(;∇;)m


この辺については以前、濱名徳順師にいただいた論文「九州千葉氏の造像」に載ってたけど、

そういえば難しくて読んでなかったなぁ~(^^;







その他にもせっかくの福岡上陸ですから、

大宰府天満宮の参道で名菓に舌鼓を打ったり♪


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梅ヶ枝餅ウマー♪










今回のもう一つの目的であったアノお像に会いに観世音寺にも行ったのですが(寺社ばっかり。。。)





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講堂には社会科見学とおぼしき地元小学生たち




まぁそれはまたおいおい書くとして・・・。







ひとまずは、福岡充仏巡りのご報告でございました(^^)v






プロフィール

naoyanootera

Author:naoyanootera
千葉県佐倉市直弥にある「宝金剛寺」というお寺の住職です。
お寺の日常や坊さんとして思った事、他趣味やらをつらつらと。。

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