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歴史をつなぐ縁

先日、鎌倉へ行ってまいりました♪



向かった先は、曹洞宗の龍寳寺さま。







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いつお伺いしてもキレイに整備されてた境内は心が落ち着き。

どっしりと構えた伽藍には圧倒されますね(*^▽^*)


この日はやさしい梅の薫りが漂っていました♪






ご住職とは先般の北条氏勝御恩忌「寺、よっとく?」のご縁で、以来親交を深めており、

今回も杯をかわしながら、とっても有意義な時間でした。






(別に卑下するわけじゃありませんが)
私なんてしょせんとっつきの悪い偏屈な小者。



ご住職とアレコレ比べてしまうととスケールがだいぶ違いますが・・・。

そんな自分でも、有難い縁でこうやって声をかけてくれる方がいるのですからね♪


とにかく感謝感謝です(#^^#)









そして今回は、新しい資料を求めて同市内の単立寺院長谷寺にも立ち寄りました。


境内はやはり梅の良い香り~♪♪


ただし観音堂や宝物館は改修工事中。

まぁ、こういったシュチエーションもある意味貴重でしょうか。


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閉門時間ぎりっぎりでしたが、無事に資料をゲット!!



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寝床でゆっくり読みたいと思います。



さぁお勉強


土日と続いた檀務。

そんな中、歴博へ講座を受けに行ってきました♪



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佐倉・城下町400年記念リレー講座「歴史の残影が佐倉を語る」⑥

「背景としての里山 -旧堀田邸正倫庭園-」

講師: 田畑貞寿 (千葉大学名誉教授)







最後の佐倉藩主 堀田正倫(1851-1911)の旧邸宅(国重文)がある庭園が、

このたび国指定名勝になるということにちなんだ当講座。

私は「昔の殿様が住んだすごい家」くらいの浅はかな認識でしたので、非常に為になりましたね♪






ましてこのところ境内ウラの竹山掃除に明け暮れて、全身筋肉痛の私にとってはよい気分転換に(#^^#)

自分で言うのもなんですが、日々バランスよく過ごせているような気がします♪♪





帰寺後は子供たちにせがまれて、サッカーにいそしむも・・・。

二人のテンションの上がりようとは裏腹に、自身はあまりの北風の冷たさに早々とギブアップ。

子供は風の子とはよく言ったものだ(´▽`*)





頭も体もまんべんなく使って。

今日もぐっすり眠れそうです  Zzz・・・(-.-)

すっきりギラギラ♪

何度か取り上げた境内駐車場拡張計画です♪


計画的剪定作業が先日無事終了(#^^#)



大きな木の枝をそろえていく。

と、書けば簡単ですが。



枝と言っても数メートルあるのでかなーり大がかりな工事でしたね。



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私自身、とてつもない量の不要な枝を運んで片付けてで連日ヘロヘロになりました(´▽`*)








切りそろえ終わって感じた事は。


スッキリしたなということと・・・



西日がキツいこと  (/-\)マブシィ



でも、川向うの隣地区まで見渡せるなんて、もちろん初めての感覚です♪♪


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この次の作業は植樹。






はだかんぼ状態の駐車場(予定地)を樹木で囲います!


そうすれば強い西日も和らぐことでしょう♪

役に立つかな

寒いですね。

境内は冷たい雨。


雪に変わるのかなぁ  ゜。°。°。°。°。 ヽ( ̄▽ ̄(。-_-。 )ゝ



さて。



地域の葬送儀礼をもっと理解したかったり。

路傍の石仏に造詣が深い方に出会ったり。

宝金剛寺の文書を読む会」が始動したりと。



そんなこんなもあって、関連しそうな数冊の本を手にしてみました♪






民俗学への招待 (ちくま新書)民俗学への招待 (ちくま新書)
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もちろん経験の伴わない知識は理解に程遠いし、

その前に私の脳味噌では全部知識になんてできないけれど。







それでも何かの役にたつかな♪



というよりも楽しいからそれでいっか♪

謎多き版木の正体は?

じつは当寺にはたくさんの版木があります。

その数(確か)30枚ほど。



そのうちのごく一部()は当ブログでも取り上げたのですが、

基本的に「御札」の版木が多くあえてクローズアップはしていないのが現状。


そんな中、今回はちょっと良くわからない一枚をご紹介します♪








お寺に伝わるたからもの その㉒

『山王宮 別当正乗院 版木』 年代不詳

*通常非公開





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縦29㎝・横25.5㎝・厚さ(最大)2㎝の版木。




なんか「雰囲気が違う」と感じたものの、裏面はともかく(後述)オモテ面に関しては

いくら眺めても皆目見当がつかず。

まして(版木ですから)文字が反転しておりますます読み取れず。

そして試しに摺ってみようにも侵蝕劣化がおびただしく、

力を加えることも出来なそうだしパラパラとエンドレスに粉を吹く状態。





さてどうしようというわけで、結果今回は多くの専門家の皆さんにご協力いただきました!!






始めに版画の知識が豊富な「千葉市美術館」の学芸員さんに相談し、


まずは私の仏像好きのきっかけでもあり、当寺の本堂内仏像群の修理でお世話になった


「長南文化財修復室」にて樹脂注入による材質の強化。


その後、千葉市美ご紹介の「アダチ版画研究所」にて試摺り。


そして摺り上がった資料を佐倉市文化課に提出して助言を仰ぐ。



という流れで進んでいったのです♪♪♪






で、その試摺りの史料が以下です!






版木ウラ
裏面を摺ったモノ





版木オモテ
オモテ面を摺ったモノ








裏面に縦書きで「奉 祭礼正一位山王宮氏子安全祈(攸)」とあり左右に分かれて「別当」「正乗院」と書かれている。







まず、当寺所蔵の明治期の文書「皓月山舊記留」に、過去に宝金剛寺の兼務寺院であった

市内高崎の正乗院(廃寺)が市内宮本の山王神社の別当寺院(神社を管理するお寺のこと)が

書かれていることから、正乗院の版木であろうことがわかります。








ただ、問題はこの版木のオモテ面!

なにやら7つの円を中心とした図柄が彫られ、たくさんの文字があるのですが、

それが一体何をあらわしているのかわからないのです。







まぁ、結果的にはやはり劣化による欠字がとても多く「コレだ!」という解決には至っておりません。

ただ、

①円の中に「〇〇菩薩」「金剛界」「三世」といった字がみられ、曼荼羅のようでありそう。

②右部分に「八句陀羅尼」が刻まれている。

③下部「大乗院正覚 法印」と書かれ左下には「花押」のようなものがある。

といったところが、謎を解くヒントにはなりそうです。






上記でも述べたようにこの版木を所蔵していたであろう「正乗院」は現存しませんし、

まして明治以降の「神仏分離」により山王神社とは現在つながっていませんからね。。。





ただ逆にいうと、過去に地域に存在したお寺と過去の地域の形態である「神仏混淆」を

知る貴重な資料になるのかもしれません。





ともかく!

今回ご協力各位に感謝!!!

そして。

求ム!新たな情報!!といったところです(#^^#)



*当掲載情報について、ご感想、ご指導・ご指摘をお待ちしております。

プロフィール

naoyanootera

Author:naoyanootera
千葉県佐倉市直弥にある「宝金剛寺」というお寺の住職です。
お寺の日常や坊さんとして思った事、他趣味やらをつらつらと。。

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