地域に伝わる行事「ヒャクマンベン」

本日は、隣地区の行事に参加してまいりました♪



その行事とは佐倉市天辺区に伝わる春祈祷「ヒャクマンベン」です。



これは元は同区宝寿院において春の五穀豊穣を願う行事で、近年は同区青年館を会場として行われるものです。


(*天辺区春祈祷についての詳細は→コチラ



IMG_20160221_132046.jpg
宝寿院地蔵堂(左)と同寺本堂(右)




今年で4年目の参加!


ということで有難いことに地域の方も少しづつ私と言う“異分子”を受け入れてくれている感がありますネ(#^^#)





毎度でしゃばらずに隅にいる私ではありますが、


今年はちょっとエラソーに春祈祷「ヒャクマンベン」について解説を垂れたのであります!!



そして本日の目玉はなんといっても。


江戸時代に「百万遍」が行われていたという証拠資料の公開です!!!






それはコレ!!
 ↓↓↓

13 - コピー





これは


天保11年(1840)発刊の『新編金瓶梅』という本(草双紙)の一頁。


作者は南総里見八犬伝で有名な曲亭(滝沢)馬琴。


その貴重な現物をお見せいたしましたb(’0’)d







ま、もちろん地域の行事の価値を決めるのはその地域の皆さんでしかないのですが。


私としては地域の方に「皆さんのおこなっている行事は伝統があって歴史があってスゲェーんです!」と


だから皆さんってばスゲーんですよと。


そんなニュアンスをお伝えしたつもりでございます。






今回の私の発表は、モチロン私の知識ではございません。



昨年見学した*こんな講演や、*こんな展示から積み上げられたものです。


でもなんかとっても心地よい充足感♪♪








今日に向けて結構準備したこともあり、ほっと一安心でちょっとゆっくり。



と行きたいところですが。



実際にはその後お通夜に出仕いたしまして、その後も葬儀の予定が連続して続きます。






はい!私の本分は葬式坊主!!!


体調を崩すことなく精一杯お勤め申しあげたいと思います(^^)/

筋肉痛のそのわけは♪

連日の竹やぶ掃除でへろへろな私(´・_・`)


今日は作業を一休みして、いくつかのデスクワークを仕上げましょう♪





さて、昨年あたりから「冬=竹やぶ掃除」といそしんでいるのですが、


ここ数日は特にヒートアップ!!


ガンガン竹を切り倒しています。


なぜって?





ま、基本的に趣味っていっちゃあそれまでなんですけど、


今回に限ってはちょっとした目的があるのです♪





それはコチラ
  ↓↓↓

IMG_20160219_154548.jpg
写真中央奥に見える屋根は本堂





昨年拡張した境内駐車場の周りを整備していた植木屋さん。



いつも通り竹やぶ作業をしていた私に「オモシロい案があるんですけど」とのこと。



それは駐車場南東側の土留めを竹垣でやってみようとのアイディアでした!




確かに前々から「(竹を)切ってはひたすら燃やすだけでは何か生産性が無いんだよなぁ」と思っていた私。



これぞ渡りに船とそのアイディアに乗ったのでした♪




ただ難点があって、それは・・・。





スゴイ量の竹を切り出さなきゃってこと!!




という訳で、ここ数日の作業(通称:竹祭り)とあいなるのです。





切り倒したら、指定の長さに切り分けて。




IMG_20160219_154308.jpg
6尺サイズに切り出した孟宗竹






不要部分はガンガン燃やす。



かなーり重労働だぁぁぁ(ノД`)・゜・。








ちょっと休憩して土留めの様子を確認すると


IMG_20160219_154644.jpg



まだまだ竹が必要ぢゃーん ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ



チェンソーで切って、運んでそろえて拾って燃やして・・・。




あぁ腕はガクガクで握力も無い、手のひらはマメが出来てもちろん全身筋肉痛。。。




とかなんとかで。





植木屋さんプレゼンツ!住職渾身の『竹土留め』



きっと今年度中には完成する、はずですw














涅槃図について考える

涅槃会(ネハンエ)

涅槃講・涅槃忌ともいう。2月15日、釈尊の入滅の日にわが国と中国で行われる追悼報恩の法会。
涅槃とは、本来はニルヴァーナのことで、迷いのなくなった境地を指すが、この場合は釈尊の亡くなった
意味に用いられている。(中略)涅槃絵を掲げ、仏遺教経を誦する。(中略)

「山階寺の涅槃絵にまうでてよみ侍りける いにしえの別れの庭にあへりともけふの涙ぞ涙ならまし」
(後拾遺和歌集20)
    ・・・岩波仏教辞典より











本日2月15日(場所によっては3月15日)は「涅槃会(ネハンエ)」です。


仏教の開祖であるお釈迦さまが入滅された大切な日。


とはいえ、私はこの日を意識して本日を迎えたわけではありません。


何か特別な行事を行っているわけでもございません。


さてもあさましきは寺院仏教にまみれた葬式坊主といったところでしょうか。









私の記憶にはありませんし先代住職が行っていた様子も感じられませんが、


おそらく過去には当寺でも涅槃会を行っていたのでしょう。


その証拠に当寺には涅槃図が存在いたします。








ボロボロですけど・・・。







DSC_0146.jpg
佐倉市文化課による調査時のようす







大型なタイプが多い涅槃図ですが、当寺のものもやはりそうでして、


絵図部分だけで縦六尺五寸(約195㎝)・横五尺(約150㎝)。


全体では縦九尺(約270㎝)・横五尺五寸(約165㎝)あります。



製造は江戸中期頃。



一級の絵師による一級の品・・・とまではとてもいきませんが。



佐倉藩主松平乗邑の寄進伝承もあり、興味深い部分もあります。








DSC_0176.jpg
絵図中央に臥する釈尊








平成25年の当寺公開講座で一般公開し、多くの方に観ていただきました。






しかし、基本的には倉庫の中に眠っているのです。






非常に勿体無いのだけれど、だからと言って有効な解決策も見えてきません。



それは修復費用はもちろんですが、何よりも需要があるのかと。



いや、安易にコスパを考えているつもりはないのです。



ただ、やはりなんというか。。。




直した後に掲げたとして、その先が見えてこないというか。。。




修復よりもむしろ今後のランニングに対するコスパとでも表現すればいいのでしょうか。




理想とするイメージ(例→ココ)もないわけではないのですが。。。




DSC_0181.jpg
悲しみのあまり臥せるアーナンダ(釈迦十大弟子のひとり)







最近、とある事情で「地域の寺院としてのあり方」について考えています。





このテーマ。人一倍考えている自負はあるし、なんとなくイメージもあるつもりなのですが



どうにもうまく言葉にできない。(-_-)




価値はあるのに表現できない。当寺のこの絵のようでもあります。











DSC_0184.jpg
動物たちは何を思う























涅槃会にして田舎坊主、かく悩むのです。


資料にみる千葉氏

風の少ない穏やかな日。


千葉市にある千葉市立郷土博物館へ行ってきました♪






昭和48年開館の同博物館は、猪鼻城跡に建てられたお城型の建物♪




IMG_20160212_115058.jpg





本日は特別展「資料に見る千葉氏-史実と伝承-」を見学です。





27tokubetutenchirashi.jpg




千葉県・千葉市の名の起源でもある千葉氏。


その千葉氏の起こりから発展そして滅亡の歴史。


あわせて一族が信仰した妙見信仰についての展示でした。







むむむ。ちょっと自分には難しかったかな(^_^;)



それでもいくつか見たかった史料も確認できたし、



後で図録を眺めて勉強しようと思いました!







IMG_20160212_115318.jpg






さぁて、お寺へ戻って竹やぶ大掃除作戦再開だ~(^-^)




東慶寺と水月観音

鎌倉へ行ってきました。




目的は、すっかり恒例となった龍寳寺(鎌倉市植木)ご住職さまとの親睦で、通称「氏勝会(うじかつかい)



*昨年の様子は→コチラ♪




お約束は夕刻だったので、せっかくだからと少し早めに鎌倉へ♪




向かった先は北鎌倉駅近くの禅宗寺院東慶寺です。


IMG_20160204_152757.jpg






世紀名称は「松岡山 東慶総持禅寺」


女性の側からの離婚が困難であった江戸時代において、


夫との離縁を達成するために妻が駆け込んだいわゆる縁切寺として知られ、


また数多くの学者や作家の墓所もあります。




IMG_20160204_153104.jpg
緑青を噴いた屋根が美しい







泰平殿(本殿)にてお参りを済ませると、奥の宝蔵館へ。



春の特別展示「2016年 東慶寺仏像展」を見学です♪


鎌倉一の美仏として名高い水月観世音半跏像(県指定)を始め、宗風が顕著な聖観音立像(重文)。


また、作家和辻哲郎ゆかりの如来立像などに出会うことが出来ました。






静謐に掃き清められた境内には梅の木が並び、その薫りに癒されますね(*^▽^*)



IMG_20160204_152910.jpg







「さすが鎌倉の禅寺!凛としてしかもおしゃれだなぁ」とつい自坊と比較して落ち込みますが・・・。




そんな小さな思いはさておき、



しばしゆったりと雰囲気を楽しむのでありました!









プロフィール

naoyanootera

Author:naoyanootera
千葉県佐倉市直弥にある「宝金剛寺」というお寺の住職です。
お寺の日常や坊さんとして思った事、他趣味やらをつらつらと。。

皆さんのコメントがこのブログを元気にさせます!

*寺院の詳細プロフは「カテゴリ」内「プロフィール」へ♪

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR