FC2ブログ

龍寳寺(鎌倉市)晋山式

昨日(11/26)のことですが、

ご招待を受けて、鎌倉市にある曹洞宗の巨刹 陽谷山 龍寳寺

晋山式に行ってまいりました!





好天に恵まれ、境内ではお稚児さんのお練りが開始♪

IMG_20161126_080500.jpg




IMG_20161126_080505.jpg




IMG_20161126_080759.jpg



IMG_20161126_080855.jpg





なぜ、他宗でもありしかもこんなに立派なお寺の行事に私ごときが参じているのか?!






それは、龍寳寺と宝金剛寺に共通する歴史上の人物がいるからなのです!






小田原北条家の一族で玉縄城を本拠とする北条綱成(つなしげ)を開基とするこちらのお寺。


そして現在地に寺を移し、寺名を自らの父 北条氏繁(うじしげ)の戒名である龍寳寺に定めたのは、



玉縄城4代目城主である北条氏勝(うじかつ)




そう!宝金剛寺大檀主の氏勝公であります!






ということで、このたびのご縁と相成るのです♪











石畳で整えられた境内の大がかりなお練りを嚆矢として、


その後堂内では晋山式・法戦式と続きました。





IMG_20161126_100050.jpg







曹洞宗の法戦とよばれる問答は峻烈な雰囲気でいて、その実関わる僧侶の真摯さや愛情が見え


たいへん清々しいものでした。




また、当日の法要は、配布されたしおりや、進行を務める僧侶による行き届いた説明があり、


一般参加の皆様はもとより、私のような他宗(アウェイ)の人間にもとてもありがたい空間でしたね。








私の参加は26日の一日でしたが、実際には前日から式典は行われており。


その規模から準備の大変さは想像に難くないです。





ご住職様は式を迎えるにあたりさぞご苦労されたことでしょう。





でも、この式典に携わる特に多くのご僧侶たちから伝わる



「絶対に成功させよう!」という雰囲気から。



ご住職様がいかに多くの人に信頼されているのかがわかるような気がしました。









龍寳寺 第三十三世新命 鐵牛良光師に心からお祝い申し上げ、


関係各位の所縁吉祥を祈念したいと思います。








*:・゜。*:・゜*:・゜。*:・゜。*:・゜。*:・゜。*:・゜。*:・゜。*:・゜。*:・゜。*:・゜。*:・゜。*:・゜*:・゜。*:・゜。*:・゜



ちなみに♪




玉縄北条氏について、綱成の孫にあたる北条氏舜(うじとき)を主人公とした時代小説があります。



ujitoki.jpg

伊東潤 著 戦国鎌倉悲譚 剋 (講談社文庫)






そして、氏舜は宝金剛寺大檀主氏勝の兄ですので、作中には氏勝も登場しますよ!


時代小説ですから全てが史実ではないのはもちろんなのですが、この機会におススメしたいと思います♪







安房三古寺公開中!

毎年すっかり恒例となりまして。



南房総での「安房三古寺平安・鎌倉展」特別開帳に参加してきました♪




いや、参加というか勝手に楽しんでるというか・・・(^▽^;)



ま、いいか♪







IMG_20161124_083620.jpg




地元の皆さんのご協力で年々整備の進む境内のぞきながら。



あいもかわらず堂内参詣者に「ココの仏像たちってばイイっすよね♪」的なお話を申し上げました。




15135997.jpg





噂では今年でいったん休止の意見も出ているというこの三古寺特別公開企画。




う~ん、


続けて欲しい(*^^*)




もちろん企画・運営する三古寺(小松寺・石堂寺・真野寺)の皆さんは何かと大変なのでしょうが。






「目先の数字より、将来への投資だよ~」なんて。



確固たる根拠もなく偉そうに理想論を掲げる甘ちゃんな私です。








IMG_20161124_095132_20161124203818394.jpg
地元の作家さんによる作品出展








IMG_20161124_083613.jpg
名物となるか?!「こまつ茶屋」






IMG_20161124_104502.jpg
「こまつ茶屋」の善哉をいただきま~す♪








今年は積雪で参加が心配されましたが、無事に務めることが出来ました!




南房総 安房三古寺平安・鎌倉展 は日曜日(27日)まで。


房総を代表するお像をどうぞご拝観ください!





あわしまさまを考える ~弘法山 宝寿院~

午前中、デスクワークを黙々と・・・・。


う・う・う。






あー疲れた!午後はヤメ(;´∀`)




ということで、原付にまたがりお隣地区にある兼務寺院へ向かいました。



向かったのは佐倉市天辺に所在する弘法山 宝寿院





IMG_20161117_145124.jpg
写真は同寺境内にある大師堂






コチラに残る「淡島信仰」について気になっていたのですよね~。







淡島信仰とは・・・

淡島(粟島)様という神は婦人病に効験があるとされ、加太神社(和歌山市)の淡島明神を総本社とする。
江戸中期以降に淡島願人と称する人たちが、各地をまわりこの信仰を広めた。
淡島様には婦人病や花柳病の者が腰巻や布きれを奉納して平癒を祈願するが、安産や縁結びの神として信仰したり、
人形や凹形の石を奉納する所もある。






宝寿院には粟島(淡島)堂があり、


今でも女性に霊験あらたかとして地元に伝わります。




blog_import_4cbe81fd038d5_201611171944132b4.jpg
粟島堂





関東では浅草の淡島大明神が有名で、落語「夢の酒」では、夫の徳三郎の夢に嫉妬する女房“お花”が、


無茶な懇願に困った大旦那に対し、「淡島様に願掛ければ、叶う」と言って説得をするシーンがあります。






IMG_20161115_125038.jpg
浅草寺境内にある淡島堂






今回の私のテーマは、

「この場所(天辺区)の淡島信仰について考える」





ということで、まずは地元役員さんに事情を説明。


役員さんは「またこの坊さん、変なコトやりだしたな」との思いをぐっと胸にしまい、


寛大なる心で私にお堂のカギを渡してくださいましたヽ(^。^)ノ









まず心を落ち着かせて手を合わせます。






続いて細い光の差し込む堂内へ上がりこむと、そこには誇りにうずもれながらも



とても興味深い史料となるものが随分残っていました♪



IMG_20161117_140159.jpg
6枚の棟札



IMG_20161117_131902.jpg
普段は宮殿内にある御神体





これらに書かれた年号や記述を照らし合わせれば、



勧請の年代や今までの信仰がずいぶん見えてきそうです!!







むむぅ、オモシロイ(*´▽`*)




予想以上に収穫もあり、まだ集めたい資料もありますので。


この件に関してはもう少し時間をかけて調べてみたいと思います!



ま、地元の方に「そんなことして何になるの?」と言い切られてしまうとうまく説明する自信はないのですが。。。





安房三古寺公開は11/23~/27まで

仏像ラブの皆さん!またこの季節がやってきます!




それは、安房三古寺特別公開




sannkoji.jpg



安房三古寺 平安・鎌倉展

11/23(水)~11/27(日)
9:00~16:00



南房総の古刹三寺院による毎年恒例の特別拝観。


どちらも普段は公開されない貴重なご尊像を間近でご覧いただけます!





そんなか、毎年いかに仏像好きかを喋る不肖私による仏像解説。


今年は24日(木)に小松寺にいます!






*昨年の様子は→コチラ♪




真野大黒天で著名な真野寺(南房総市久保)の覆面千手観音


波の伊八(初代武志伊八)でも知られる石堂寺(同市石堂)の慶派仏


県内最大の古仏の宝庫、七不思議の伝承もある小松寺(同市千倉)






秋は房総で紅葉と仏教美術!


どーぞこの機会をお見逃しなくっ!!!




東博で「禅」と「平安の秘仏」展

京成線に乗り込んで~ ε=ε=⋤⋥⋤⋥⋤⋥⋤⋥⋤⋥⋤⋧。



上野にある東京国立博物館(東博)へ二つの特別展に行きました!





201611151625441111111.jpg

「禅 心をかたちに










201611151621111111.jpg


「平安の秘仏 滋賀 櫟野寺の大観音とみほとけたち










「禅」展では雪舟筆の国宝「慧可断臂図」や、


狩野派の屛風絵や障壁画などはまさに圧巻。


個人的には頂相彫刻(高僧の木彫像)について少し学びたかったのですが、


やはり作風で年代を見分けるのは(私レベルでは)難しいなと感じました。



また、最近「戦国時代にハマる」立場としては、


「戦国武将と近世の高僧」の章で有名な戦国武将の肖像画(実物)に出会えて興奮しちゃいましたヽ(^。^)ノ




※ちなみに図録の466頁・重さ1430gというこのボリュームにも圧巻です!!






そして


「平安の秘仏」展は大観音の想像以上のド迫力にただただ圧倒。。。


会場内は拝観者の驚きのため息であふれていました。


でもいつかお寺で直接お目にかかりたいなぁ(#^^#)









一昨日の資源物回収と昨日の境内整備作業で若干筋肉痛気味の私でしたが。


とても充実した一日となりました♪



プロフィール

naoyanootera

Author:naoyanootera
千葉県佐倉市直弥にある「宝金剛寺」というお寺の住職です。
お寺の日常や坊さんとして思った事、他趣味やらをつらつらと。。

皆さんのコメントがこのブログを元気にさせます!

*寺院の詳細プロフは「カテゴリ」内「プロフィール」へ♪

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR