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トーハクの『仁和寺』展!

上野 東京国立博物館の特別展




『仁和寺と御室派のみほとけ』を観覧に行きました(*^▽^*)








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光孝天皇の意思を継いだ宇多天皇によって仁和2(888)年に完成された真言宗御室派の総本山寺院。




いわゆる*門跡寺院として多くの寺宝を守り伝える巨刹と、その関連寺院の至宝が一堂に会しています!







*門跡寺院…ここでは、一般の僧侶とは違って皇族・貴族が住職をつとめる寺院を指す。

        平安時代宇多天皇が僧となって京都御室の仁和寺に住み、

        この寺を御門跡と呼ぶようになったことを始まりとする。







話題としてはやはり西国札所でもある大阪 葛井寺のご本尊、千手観音菩薩坐像(国宝)のお出ましでしょうか。



脇手の存在感にはもちろん圧倒されますが、その気品あるお顔と、



何より破たんの無い全体のバランスに天平美術の素晴らしさを感じました♪








そして個人的には大阪 道明寺 十一面観音立像の緻密さと。



兵庫 神呪寺 如意輪観音坐像の妖艶さが印象深かったです。




復元観音堂のパシャパシャ祭りは・・・。ま、企画の一つでしょう(^▽^;)













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話しは変わりますが、地元佐倉市美術館の展示が本日(27日)から始まりますね。



「さっそく観てきました。」という嬉しいご報告もいただきました♪



宝金剛寺の寺宝が何点か展示されていますので。




ご興味がある方は、是非どーぞ!







玉縄北条氏ゆかりの寺巡り

“北条氏勝(ほうじょううじかつ)



玉縄北条一族で、豊臣秀吉による小田原合戦後に岩富城主として宝金剛寺を庇護した人物。




そんな中近世移行期の戦国大名を共通項に持つ2つのお寺の住職が、




年に一度集まってお酒を酌み交わす会があります。




その名も氏勝会!








ということで、今年もお誘いを戴いて鎌倉市にある龍寳寺へ行ってまいりました♪








の前に!



今回は、玉縄北条氏ゆかりの寺院を巡ることに~(*^▽^*)







まずは、同市内大長寺(浄土宗)




氏勝公の祖父北条綱成(1515-1587)開基で、創建当初は大頂寺でしたが、



徳川家康の助言により大長寺に改めたと伝わります。



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立派な冠木門









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境内左手には家康との関係性を物語る三つ葉葵紋の入った宝蔵があります。





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そして境内墓所には、玉縄北条関係の墓石も。




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写真右側に5基並ぶ中央の墓石は氏勝の弟である北条繁広のもの。





続いて隣の藤沢市へ。











やはりこちらも北条綱成開基の慈眼寺(曹洞宗)です。







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山門柱の龍の彫り物は圧巻です!




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こちらの秘仏本尊である十一面観音(市指定)は鎌倉後期の造像と推定されますが、



平成3年の解体修理により、北条氏成(直重)が天正11年(1583)に修補を行ったことが記された




紙片が確認されています。




そしてこの人物もまた、氏勝の弟にあたる人物なのです。






そして最後にメインの目的地である龍寳寺へ!




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ありがたいご縁でこの度もご住職と多くを語り。



親睦を深める楽しい時間と相成りました♪♪




環境も規模も違うお寺ではありますが。



自分にとっては刺激になったり色々考えさせられるとても貴重な機会なのです。









よ~し、また頑張っていこう('◇')ゞ



気を引き締め直す私なのでした!






佐倉市美術館展「城と町と人と」

佐倉市で行われていた“佐倉・城下町400年記念事業”


このたび、その集大成として総合展示が同市美術館にて開催されます!





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佐倉・城下町400記念総合展示
「城と町と人と」 〈入場無料〉
2018年2月27日(火) - 3月25日(日) 10:00~18:00 (月休)
佐倉市美術館(新町210番地)









そして、この展示には宝金剛寺の什物が飾られます!




ということで、昨日は市の担当者様がご来寺になりました♪



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昨年修復された位牌




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灌頂宝冠と市指定の食椀







担当者様からは数年前からこの企画の構想を聴いておりまして。




「いよいよ始まるなぁ♪」という心持ちです。




個人的には




「“無料”ということはその程度の企画なの?」という誤解を避けるために




当寺での講座や落語会はあえて“有料”にしていますが。




(*実際は有料でも全く利益にはならず、かえってもろもろ申請が面倒になる)





今回の展示はそういった誤解をされると全く持ってもったいない企画となりそうです!



(*開催日には間に合わないが、図録も予定されているらしい♪)






さらには



「年度末の行政の企画展は(何かと忙しい時期なので)あまりいいものがない」という



イメージも、今回の展示にはあたりませんよ!!








ま、こまかいことはさておき(*^▽^*)






約一か月間の短い展示ですので、どうぞお時間を作って見学くださいませ♪♪




佐倉・城下町400記念総合展示
「城と町と人と」 〈入場無料〉
2018年2月27日(火) - 3月25日(日) 10:00~18:00 (月休)
佐倉市美術館(新町210番地)




いまさらながら、言ってみた♪

なんとなくQ&A(たまによけいなひとこと付き)です(*^▽^*)




Q、 直弥のお寺はどのぐらい古いのですか?



A、今から800年以上前、平安末から鎌倉初期とされます。理由の一つは寺伝に
  「治承四年(1180)庚子ノ春、頼朝公ヨリ印宣シ賜ル、(中略)
  或日、此虚空蔵堂ニ止宿シテ(後略)」との
  記録『本尊由来幷勧化之序』があることからです。
  ただしこの記録自体が江戸期の安永10年(1781)のものですし、
  源頼朝が立ち寄った可能性などを鑑みると、
  史実としては疑わしくあくまで“寺伝”だと思います。





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『本尊由来幷勧化之序』





Q、確かな史料にある年代はどこからですか?



A、約420年前、戦国時代末の慶長年間です。
 寺所蔵の「北条氏勝寄進資料(市指定)」のうち、「牡丹唐草文様」の七条袈裟に
  慶長2年(1597)の銘が見られます。
 また、大須観音(名古屋市)所蔵の「真福寺文庫」の中に
  「下総作倉宝金剛寺住侶順音覺尊」が
 「慶長十五庚戌季春朔日(1610/3/1)」に写本したとの奥書のある教典が見られます。
 
  


 


Q、有名な人のお墓、ある?




A、戦国期の大名、北条氏勝(ほうじょううじかつ)の墓所があります。
  北条氏勝(1559-1611)は北条早雲(伊勢盛時)を祖とする小田原北条一族の中で、
  玉縄北条と呼ばれる一族です。
  豊臣秀吉による小田原攻めの際、山中城での奮戦を経て徳川家康に従い、
  後に岩富城主となりました。
  現在はマイナーな印象があるかもしれませんが、徳川家康や秀忠とのつながりや
  本多忠勝との関係性から見る存在感や、かつて城主であった玉縄城(鎌倉市)の保存活動。
  そして現存する記銘史料の考証などにより、今後注目度が増してゆくことでしょう。









Q、除夜の鐘、撞いてますか?



A、当寺には現在、鐘がありません。
  かつて天明期(1781-1789)に立てられた鐘楼門がありましたが、
  その鐘は第二次世界大戦で供出されました。
  その後、門自体も老朽化によって戦後すぐに解体されています。
  山門関係の史料については複数現存しており、堂内の常設展示で公開しています。
  ま、大晦日に鐘を撞くという行為にどれだけ歴史があるのかはおいておいて。
  鐘楼門は復活できると良いなと個人的には思います。現実にはさてどうでしょう。





②鐘勧進記(安永3年)1 表紙
山門建立前に鋳造された鐘の記録『鐘勧進記』







仏教的なことも書かなくてはと考えつつ寺史に偏ってしまったので、

また折を見てQ&Aを書こうと思います♪


いつものオソウジ♪

さぁさぁ、境内裏の竹やぶをそうじしましょう!!




今年ももうそんな季節ですね(*^▽^*)




古い枯れ竹を寄せて、




込み合って伸びたところは間引いて。




チェンソーで切って、引っ張って倒して。




適当なサイズにバラシて、引きずり出して。




寄せて、燃やす。ガンガン、燃やす!






このところ葬儀も続いて、頭脳労働で疲れているからか。





肉体労働が心地よい♪





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見た目はほとんど変わらないなぁ(^▽^;)






でもくじけずに頑張りましょう!





持ち前の地道にコツコツってやつで。




地面を見やると「ふきのとう」を発見♪





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なかなか好い心持です♪♪




プロフィール

naoyanootera

Author:naoyanootera
千葉県佐倉市直弥にある「宝金剛寺」というお寺の住職です。
お寺の日常や坊さんとして思った事、他趣味やらをつらつらと。。

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