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ゆうごうの「目指せこころあつまるお寺!」

千葉県佐倉市直弥にある「皓月山 宝金剛寺」住職 京極勇剛の部屋

 


お寺には、とても大切な帳面があります。


それは過去帳


過去帳とはそのお寺を菩提寺とする歴代のお檀家さんたちを供養するべく、

お戒名が書かれているものです。

言ってみれば、過去帳はそのお寺の心臓のようなもの。

大切に管理され、毎日供養され、そして更新され。次につなぐ。






宝金剛寺では江戸初期である元和年間からの過去帳をお守りしています。


そのうちの一冊。

大正~昭和初期にかけての過去帳。





通常はお戒名と死亡年月日、俗名や享年が書かれるだけなのですが、

大正12年のある一頁には、当時についての文章が見られます。




IMG_7718.jpg
*掲載の関係上、一部加工しています







それは大正12年9月1日のこと。


関東地方を襲ったとても大きな地震災害。


そう。関東大震災です。



当時の住職である35世盛海(私の祖父)がその時どこにいたか。

そしてその時の行動についてが簡潔にですが書かれています。









そして、時は平成。




4年前の今日、3月11日。







格段に進歩・発展したこんにちでは、それこそ記録や情報は溢れるほどあります。

私が何かを残そうとしなくとも良いのかもしれません。



ただ、念のためではないけれど一応記録の一端として、当日の新聞を残してあります。


IMG_7717.jpg



この資料はお寺にある収蔵庫で管理され、他の什物と同じように保存されていきます。







いつか、遠いいつか。







全然違う用事で資料を整理した人が、




「そうだったな」と。



改めて何か感じてくれるのでしょうか。








伝えたいなどと強く表現できなくとも。

繋げたいとは思っていいかなと。








本尊様に向かい。

手を合わせるといつもより少し多く、お線香の煙をくゆらせました。


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