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ゆうごうの「目指せこころあつまるお寺!」

千葉県佐倉市直弥にある「皓月山 宝金剛寺」住職 京極勇剛の部屋

 境内樹木が市の“保存樹”に♪

このたび、境内にそびえるムクロジの樹佐倉市の選定保存樹に登録されました!

(佐倉市による広報は→コチラ






それに伴い、市の担当者と工事業者による看板設置作業がおこなわれましたよ~(´▽`*)







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まずは“ムクロジ”についてのおさらいおば♪♪







この実、何の実?

夏が通り過ぎ美しい紅葉が見られる時節。境内にいらした方からよく聞かれる質問です。
私は駐車場すぐ前にそびえる木を眺めながら「モックですよ♪」と答えます。
正確にはムクロジという名前の木。モクレンジ・モクロシとも言われ、
当寺ではモックの木という可愛らしい通称が伝わります。

秋が深まると黄色い葉が次々と舞い降り、続いてギンナンのようなまあるい実がボトボト落下するので
大変目立つのです。これ、実は羽根突きの玉。
また表面を覆う部分はサポニンと言う成分を含み水に付けてこすると泡立ちます。
「昔はセッケン代わりに使ったんだよなぁ」とは近所の古老の談。

 この木は寺社の境内でよく見られますが、この実を古来は数珠玉として使用したのだとか。
その由来は遠くお釈迦様の時代までさかのぼります。『木槵子経(もくげんじきょう)』という経文によると、
この中ではある国の王様がお釈迦様に心の安らぎを得られる方法を聞いたところ、
お釈迦様はムクロジの実をつないで、この実を手にしながら仏様の名前を唱えれば煩悩から解き放たれると
伝えたと説かれています。
王はその後に悟りを得、その際に使用したムクロジの道具が数珠の発祥であるというのです。

そして、前述の通り羽根突きの玉として使用されていったこの実。
日本では、戦国時代の頃、羽子板がお祓いとしての要素を含みつつ子供の身体健全を願ったという記述もあり、
子供を持つ親からすれば羽根突きに使用される実はとてもご利益のある有り難いものであるとの発想に
展開されていったのでしょう。

さて。当寺に古来よりまつられる『虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)』という仏様はそもそも子供に利益甚大と伝わります。
と言う事は・・・。
いつぞやの住職が子供への願いにあわせてムクロジの木を植樹したであろうことは想像に難くありませんよね。

日増しに秋の深まりを感じるこの頃。お寺にお越しの際には是非「モックの木」に会ってみてください。
(宝金剛寺寺報紙『蓮想』№23より)











当寺では保存樹選定の年に合わせて、毎年秋に開催の文化講演会で市内の名木・古木についてを

取り上げる計画(10月半ば頃予定)です♪




選定委員の皆様に満場一致で「選定にふさわしい!」と言っていただけたという

当寺のシンボルツリー“ムクロジ” 

お立ち寄りの際は是非チェックしてみてくださいね(#^^#)














《選定情報詳細》
佐倉市選定第117号(平成26年3月27日付)
区分:古木
名称:寳金剛寺のムクロジ
樹種:ムクロジ
本数:1本
所在地:佐倉市直弥38-1
管理責任者:寳金剛寺住職

佐倉市名木・古木・樹林・草地等保存選定事業要領第6条の規定による


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