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ゆうごうの「目指せこころあつまるお寺!」

千葉県佐倉市直弥にある「皓月山 宝金剛寺」住職 京極勇剛の部屋

 13の支え

あっはっは~のは♪


お寺の倉庫を換気して、ついでにゴソゴソと(宝探し的な)調べ物。



あ、そうだ!気候も良いし、掛け軸の虫干しをいたしましょう♪




というわけで。




お寺に伝わるたからもの その⑮
『紙本着色三対幅 十三仏・弘法・興教両大師 掛軸』 

*通常非公開




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十三仏(中央)・弘法大師(向右)・興教大師(向左)






十三仏とは人が現世を離れて彼岸へ進む際に守護してくださる仏様。
初七日から第三十三回忌までの回忌本尊として信仰される。
両側には真言宗の両祖(宗祖・中興祖)である弘法大師と興教大師図。
旧箱書きにより天保7(1837)年に当山第32世である盛善がもとめ、
両祖軸の賛(文字)を31世盛傳(当時隠居)が書いた事がわかる。
法要の際に掛け、滅罪作法を執り行う為に用いたものであろう。

平成18年にお檀家さんのご寄進により修復された。





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初七日:不動明王
二七日:釈迦如来
三七日:普賢菩薩
四七日:文殊菩薩
五七日:地蔵菩薩
六七日:弥勒菩薩
七七日:薬師如来
百箇日:観音菩薩
壱周 :勢至菩薩
三回 :阿弥陀如来
七回 :阿閦如来
十三回:大日如来(金剛界)
丗三回:虚空蔵菩薩





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宗祖弘法大師図








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中興祖興教大師図






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第31世盛傳筆(興教大師図中)





住職所見:
旧本堂解体の準備が進む中で、倉庫から出てきたもの。
連日のように片付け作業をしていたらたまたま1人のお檀家さんが見学に来て
「その軸、直したら立派になるんじゃない?」と自ら修復を持ちかけてくださった。
当時建設事業の真っただ中で多忙を極め、精神的に疲弊していた自分だったが
「こんな有り難いお檀家さんの為にも頑張らなければ!」と力が湧いてきたのを覚えている。







当掲載情報について、ご感想、ご指導・ご指摘をお待ちしております。

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2 Comments

平城  

お久しぶりです。

十三仏を中心に、弘法大師様、興教師様をお祀りする例は多いのでしょうか。

弘法大師様、画像が小さいので、今一つ判然としないのですが、よくみるお大師様と表情や頭の形が違うような気もしますね。

ちょっと興味を惹く画像です。

2012/10/26 (Fri) 10:01 | EDIT | REPLY |   

naoyanootera  

Re: タイトルなし

平城様。

こんにちは。お元気でしょうか。

コチラの図像は表現も平坦で緻密さにも乏しく、いわゆる美術的な良いものではありません。
ただ、当山第32世住職がもとめて先代に賛を書いてもらったといういわれが興味深いといった部分で
価値が高いと捉えています。

この場合の3対幅という構成については「まぁ真言宗だからだろう」というくらいの解釈でしょうか。


お大師様のお顔は例えば地方の木彫像でも随分違いが激しいですよね。
ふとっていたり頭がとんがっていたり・・・。
「え?コレほんとにお大師様??」といったお顔も幾度となく拝見した事があります。

「専門の仏師ではなく、その土地の器用な技師さんが彫ったとしたらその人の顔に似たのかな」
なんて想像すると、ほほえましいですよね(*^_^*)


2012/10/26 (Fri) 17:04 | EDIT | REPLY |   

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