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ゆうごうの「目指せこころあつまるお寺!」

千葉県佐倉市直弥にある「皓月山 宝金剛寺」住職 京極勇剛の部屋

 一枚の紙ぺら


あっはっは~のは♪


そのものに価値があるかはまさに紙一重!

鼻紙もお札も古文書も。素材は一枚の紙ですから♪



さて。

お寺に伝わるたからもの その⑲

古文書『乍恐以書付奉願上候』×1通

*通常非公開


IMG_5802.jpg


翻刻文:

乍恐以書付奉願上候

一 拙寺義、於自坊来ル三月中為授法伝法灌頂会
  修行仕度、右ニ付近隣受者僧為呼召、本佐倉村
  千葉町・成田村・酒々井町・馬渡村五箇ヶ所江
  別紙之通
立札致し置、且又授法畢而後、有信之道俗男女為結縁投花
  為致度、猶又日限之儀者授者
  員数相定候上ニ而御届ケ可奉申上候、
右願之通御許容被成下候ハゝ難有仕合奉存候、以上


(立札文面)
  来ル三月何日
  修行候、尤結縁之投花
  義者追而下ケ紙可致候、
 伝法灌頂会
     直弥村
      寶金剛寺






寶金剛寺において授法伝法灌頂会を行うので、近隣の人々や僧侶を呼ぶための立て札を
本佐倉村、千葉町、成田村、酒々井町、馬渡村に立てる許可を佐倉藩役所に願ったもの。
年代は書かれていないが、文面と書体から江戸期のものと考えられる。





住職所見:

ごちゃごちゃになった近代の書面群に挟まっており

「たいして古くないだろう」と思ったが、

“宝金剛寺”と読める部分があったので

市の有識者に観ていただいたところ

なかなか良質の資料であることが判明した。

当寺には元和6(1620)年銘の『潅頂宝冠』があり、

当寺で潅頂儀式が行われていた事を示す資料がそろってきて嬉しい♪





今後ともコツコツUPしてまいりますので、皆さまのあたたかいご支援と書き込みをお待ちしております♪





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2 Comments

U-san  

興味深いですね。
昔も今も同じ儀式をやってるってのはワクワクしますな。

こういった儀式も役所が管理してたんですね。

2013/03/31 (Sun) 23:50 | EDIT | REPLY |   

naoyanootera  

Re: タイトルなし

U-san様。お元気そうで♪

> 興味深いですね。
> 昔も今も同じ儀式をやってるってのはワクワクしますな。


そうですよね。ワクワクします!なんか、こう連綿と“つながってる感”が♪




> こういった儀式も役所が管理してたんですね。


この場合は「看板を道路に設置する申請」のようです。
当寺には他にも「梵鐘を取得する申請」らしき文面もあります。

現在でいうと宗派に届けるようなものですが、当時は役所(藩)だったようですね。

2013/04/01 (Mon) 07:59 | EDIT | REPLY |   

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